Eバイク世界市場は154億2000万米ドル、年6%で今後も成長

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グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「世界のEバイク(スポーツ電動自転車)市場:成長、動向、および予測」の販売を4月20日より開始した。

それによると、Eバイク市場は2019年に154億2000万米ドル(約1兆6500億円)に達し、2020年から2025年の予測期間中に年平均成長率(CAGR)6.21%で成長すると予測されている。推進力のタイプ別では、2018年にペダルアシストタイプが世界市場の88.32%を占有。アプリケーション別では、街/都市部のEバイクが市場を支配した。

地域別では、アジア太平洋地域が世界市場を支配すると予想される。アジア太平洋では、中国が最大の市場シェア。Eバイク最大の消費国である中国国内の売上高が増加し、Eバイクの世界市場の成長に影響を与えた。また、インド政府もEバイクの使用を奨励。2035年末までに自動車を電気自動車に転換することを目指している。

アジア太平洋地域に続くのが欧州で、約20%のシェアを占めている。欧州ではドイツが最大シェアを占め、フランスとイタリアがそれに続く。ドイツでは、Eバイクはスポーツやレジャーだけでなく、クリーンでかつ静かで、場所をとらない代替交通手段として好まれている。

スクートeバイク電動アシスト自転車スクートeバイク電動アシスト自転車

2018年、ドイツのEバイク売上は、自転車市場全体の23.5%を占めた。ドイツで販売されているEバイクのうち、99.5%は250W/時速25kmモデル。残りの0.5%は、保険の加入とヘルメットの着用が義務づけられている時速45kmの高速モデルだ。

ドイツを除くフランス、イタリア、オランダ、スペインでも、Eバイクの需要が高まっている。健康上や環境上の利点、支出の削減、交通渋滞の回避、若者間のスポーツ用品としての需要増加が主な理由。オランダの調査では、欧州の4分の1にあたる人々がEバイクで通勤することに前向きであることが明らかになっている。

《纐纈敏也@DAYS》

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