VWの世界最量販車は ティグアン---ゴルフを抜く 2019年

フォルクスワーゲン・ティグアン
フォルクスワーゲン・ティグアン全 5 枚
フォルクスワーゲングループは、SUVの『ティグアン』(Volkswagen Tiguan)が2019年、フォルクスワーゲングループおよびフォルクスワーゲンブランドの世界最量販車になった、と発表した。

ティグアンは世界的なベストセラーとなっており、新たな記録を樹立した。2020年春、ティグアンは累計生産台数600万台を突破した。2007年秋にドイツで開催されたフランクフルトモーターショー2007における初代のデビューから、およそ13年での達成となる。

また、ティグアンは2019年、合計91万0926台を生産した。これにより、ティグアンはフォルクスワーゲンブランドとグループにおいて、世界で最も売れた車になったという。モデルチェンジのタイミングにあった『ゴルフ』を、世界販売台数で上回ったことになる。

ティグアンは現在、全世界の80%の市場で購入できる。4つのタイムゾーンにまたがる世界の4つのフォルクスワーゲン工場で製造されており、ほぼ24時間体制で生産が可能だ。2019年、35秒ごとに1台が、生産ラインを離れた。

フォルクスワーゲングループは、2世代にわたって、ティグアンは世界で最も成功したSUVのひとつに発展し、この間、フォルクスワーゲンブランドとグループの生産の柱に成長した、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  4. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る