GMと日産、フェイスシールドを増産…社内ボランティア主導で

GMの米国工場の従業員が生産するフェイスシールド
GMの米国工場の従業員が生産するフェイスシールド全 4 枚

GMは米国工場でフェイスシールドなどの生産量を増やす

GMは4月19日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症に対応する医療従事者向けに、人工呼吸器やマスクに加えて、フェイスシールドと防護服を増産すると発表した。

【画像全4枚】

これらのプロジェクトは、GMの従業員ボランティアによって主導されている。3Dプリントから内装トリムの縫製まで、自動車生産の技術を応用して、新型コロナウイルスの世界的流行の最前線にいる医療従事者を支援している。

当初、これらのプロジェクトは、GMの従業員が手作りのサンプルを病院に送り、現場の意見を得たり、そのフィードバックに基づいてプロトタイプを改良したりして、最終的な設計に取り入れていた。

GMは今後、サプライヤーの助けを借りながら、生産能力を拡大する。週あたり最大5万個のマスクを大量生産し、防護服などの生産も増やしていく。

GMは、ミシガン州当局と協力して、州内のどの病院が最も緊急にフェイスシールドを必要としているのかを調査。GMの従業員が、その病院に防護服などを届けている。

日産は英国工場でフェイスシールドを増産

日産自動車(Nissan)の欧州部門は4月16日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症に対処する医療従事者向けに、英国サンダーランド工場において、フェイスシールドを増産すると発表した。

英国サンダーランド工場では、従業員によるボランティアチームが結成された。同工場の最終組み立てエリアに部品加工ラインを設け、フェイスシールドを生産し、英国の国立保健サービスに届ける。フェイスシールドは、伸縮性のあるヘッドバンド、フレーム、シースルーバイザーの3つの部分で構成されている。

すでに7万7000個以上が、サンダーランド工場から出荷されており、4月20日の週からは、毎週最大10万個に増産される予定だ。

日産は、ランカシャー、コベントリー、ゲーツヘッドの各企業から調達している部品の生産数を増やすために、金型に資金を投じてきた。これにより、フェイスシールドに必要なプラスチック部品をより迅速に製造し、フェイスシールドの生産量を増やしていく。

《森脇稔》

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