ブラバス、スマート EV改良新型をカスタム…迫力のワイドボディ

モーターは最大出力10hpプラスの92hp

0~100km/h加速は1秒短縮の10.9秒

ブラバスらしいスポーティな内外装

ブラバス・アルティメートEフェイスリフト
ブラバス・アルティメートEフェイスリフト全 25 枚

ブラバス(BRABUS)は4月20日、ブラバス『アルティメートEフェイスリフト』(BRABUS Ultimate E Facelift)を欧州で発表した。

【写真】ブラバス・アルティメート E フェイスリフト(全25枚)

ブラバスは、メルセデスベンツのトップチューナーとして知られる存在だ。そのブラバスが、欧州で改良新型が発表されたスマート『EQフォーツー カブリオ』をベースに、高性能化を図っている。

モーターは最大出力10hpプラスの92hp

EVパワートレインは、ブラバスがチューニングした。車体のリアに搭載されるモーターは、ブラバスのパワーブーストにより、最大出力82hpから92hpへ、10hpのパワーアップを果たす。最大トルクは16.3kgmから18.3kgmへ、2kgm引き上げられた。このパワーブーストは、BRABUS 「PowerXtraパフォーマンスアップグレード」と呼ばれる。新たにチューニングされたトルク制御システム、ドライビングダイナミクススイッチとアクセルペダル用モジュール、特別なゲートウェイが含まれている。

ドライバーは、4つの異なる走行モードから選択できる。標準モードは、ベース車両のスマートEQフォーツー カブリオと同じスペックとなる。エコモードは、回生ブレーキが強化される。アクセルペダルから足を離すと、フットブレーキよりも強めのブレーキが作動する。スポーツモードは、アクセルペダルがより自然に反応し、回生ブレーキは標準レベルになる。スポーツ+モードでは、最大のダイナミクスを発揮する。ブラバス・アルティメートEフェイスリフトブラバス・アルティメートEフェイスリフト

0~100km/h加速は1秒短縮の10.9秒

強化されたモーターを得たアルティメートEフェイスリフトは、スポーツ+モードを選択した場合、0~100km/h加速を10.9秒で駆け抜ける。ベース車両の11.9秒から、1秒短縮した。最高速は130km/h(リミッター作動)と変わっていない。1回の充電での航続は、最大125km(WLTP計測モード)となる。

ダイムラーの子会社が開発・生産するリチウムイオンバッテリーの蓄電容量は17.6kWh。充電は230ボルトソケットを利用して、およそ3時間30分。急速充電機能を備えたオプションの出力22kWチャージャーを利用すれば、およそ40分でバッテリー容量の80%が充電できる。ブラバス・アルティメートEフェイスリフトブラバス・アルティメートEフェイスリフト

ブラバスらしいスポーティな内外装

アルティメートEフェイスリフトにも、ブラバスならではの内外装のカスタマイズが施されている。改良新型向けに、BRABUSフロントバンパーを再設計した。グリルは、メッシュパターンを採用する。前後フェンダーは拡幅された迫力の「WIDESTARボディ」となっており、フェンダーにBRABUSの18インチ鍛造ホイールを収めた。フロントバンパー、サイドスカート、リアのディフューザーには、赤いアクセントが添えられる。ボディカラーはガンメタルグレーなど、顧客の要望に応じて選択できる。

フロントの3つの大きなアクティブLEDエレメントは、特長的な光のグラフィックを可能にする。スモールランプとメインビームに加えて、ウインカーとしても機能する。オプションのフルLEDヘッドランプは、車両のロックを解除した後、ウェルカムモードでドライバーを迎えてくれる。

フロントには、205/35R18サイズの高性能タイヤ、リアには235/30R18サイズの高性能タイヤを装着した。スポーツ性と快適性を追求したBRABUSサスペンションシステムは、車両重量、ウルトラフラットタイヤ、ワイドトレッドに合わせて、チューニングされている。

また、インテリアには、BRABUSレザーインテリアを採用する。ステアリングホイールやダッシュボード、シート、ドアトリムなどは、赤いステッチで装飾された。ステアリングホイールは0時の位置に、赤いマークが入る。ブラバスデザインのシフトレバー、サイドブレーキレバー、アルミ製ペダル、シルプレートも装着されている。

《森脇稔》

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