大型連休中の接触抑制に「オンライン帰省」呼びかけ[新聞ウォッチ]

東海道新幹線、新横浜駅(4月22日)
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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

新型コロナウイルスの感染で亡くなった志村けんさんは、童謡「七つの子」の替え歌として「(鳴くのは)カラスの 勝手でしょ?」とのギャグを飛びして大いに笑わせていた。だが、間もなく始まる大型連休中の帰省や旅行などは、どうも「カラスの勝手」とはいかないようだ。

安倍首相が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために4月末からの大型連休で外出を自粛するよう改めて要請した。きょうの読売、朝日、毎日、産経も1面トップで「大型連休『帰省自粛を』」などと取り上げている。それによると、ビデオ通話を使った「オンライン帰省」を呼びかけ、人と人の接触削減は「8割削減」の目標だけを訴え、これまで主張してきた「最低7割」には触れなかったという。

また、緊急事態宣言が出された4月に入ってからの感染拡大に関しては3月中旬からの連休で「警戒が一部緩み都市部から地方へ感染が拡大した事例も発生している」と指摘。接触削減の現状について「都市部で平日6割以上、休日7割以上の減少率だ」と説明した。まだ目標に達していないとの認識を示し「なんとしても8割の接触機会の低減を実現するべく、感染拡大防止に向けた取り組みを徹底したい」と強調したという。

一方、神奈川県の湘南海岸に週末多くの人が訪れ、国道が大渋滞になるなどの問題について、黒岩祐治知事は「外出自粛を徹底すべき時期。湘南の海に来ないでほしい」と県外の人らに呼び掛けたという。湘南エリアに来る人の約3割は県外からとみられ、逗子市の海岸では先週末、長時間バーベキューが行われるなど、周辺住民は買い物にスーパーにも行けず、恐怖を感じるとの声もあったそうだ。

マイカー族にとっては、ガソリン価格は大幅に値下がりしたものの、遠出のドライブはご法度ではつらい大型連休になる。晴れた日には「愛車」を丁寧に洗車するなどして、暇をつぶすほかにはなさそうだ。

2020年4月23日付

●新型コロナ、大型連休「外出自粛を」専門家会議、首相。協力求める(読売・1面)

●日産連合EV共同開発へ、提携強化策、自動運転技術も(読売・1面)

●ドライブスルー検査開始、江戸川区(読売・25面)

●原油急落元売りに打撃、大手2社赤字見通し、6月先物一時6ドル台(朝日・7面)

●ガソリン価格13週連続下落(毎日・6面)

●日航230億円最終赤字へ、1~3月期(産経・13面)

●GW空の便予約88%激減、さらにキャンセルも(産経・22面)

●ホンダ、埼玉2工場一時停止へ、マツダも国内全拠点臨時休業(東京・7面)

●GW間近「来訪控えて」房総9首長、動画で訴え、湘南、海岸封鎖剣に要望(東京・22面)

●トヨタ、計画比半減、5月の国内生産、世界で需要急減(日経・1面)

《福田俊之》

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