住友ゴムが生産拠点などの稼働を一時停止、パイオニアも臨時休業 新型コロナウイルス対策

住友ゴム(イメージ)
住友ゴム(イメージ)全 2 枚

住友ゴム、需要減少で自動車用タイヤ生産拠点などの稼働を一時停止

住友ゴム工業は4月24日、新型コロナウイルスの感染拡大で自動車用タイヤなどの需要が減少しているため、国内生産拠点の稼働を一時停止して減産すると発表した。

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自動車用タイヤなどを生産する名古屋工場、白河工場、泉大津工場、宮崎工場を4月27日から5月1日、5月6日から10日まで10稼働日の生産を停止する。ゴルフボールを生産する市島工場、ゴルフクラブを生産するダンロップゴルフクラブもそれぞれ一定期間生産を停止する。泉大津工場の医療用精密ゴム部品は稼働を継続する。

新型コロナウイルス感染拡大で、自動車用タイヤの需要が低迷している。ブリヂストンも国内生産拠点の稼働を一時停止することを決めている。

パイオニア、ゴールデンウィーク前後に臨時休業を設定

パイオニアは4月24日、新型コロナウイルスの感染予防の観点からゴールデンウィークに臨時休業日を設定すると発表した。

同社のゴールデンウィーク休暇前後の4月25日から5月10日に、本社地区の稼働日6日間を臨時休業とする。川越事業所は同期間の4月27、28日は一部稼働とし、以降の稼働日を臨時休業とする。

ゴールデンウィーク休暇前後の計16日間の稼働人員を最小限に抑えることで、従業員と家族、関係会社、近隣住民への感染リスクの低減を図る。

パイオニアは4月7日の政府の緊急事態宣言発令以降、対象地域にある本社(東京都文京区本駒込、小石川)地区、川越事業所(埼玉県川越市)などに勤務する全社員の出社を原則禁止し、在宅勤務を実施している。

《レスポンス編集部》

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