電動モデルにも「GTX」…VW ID.4 に高性能クーペ、プロトタイプを激写

VW ID. 4 GTX(仮)プロトタイプ スクープ写真
VW ID. 4 GTX(仮)プロトタイプ スクープ写真全 21 枚

VWが開発中の新型電動コンパクトSUV、『ID.4』にハイスペックモデルが追加されるようだ。『ID.4 GTX』(仮称)市販型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」が激写した。

既に公開されているID.4のプロトタイプと比較すると、フロントエンドには大型のコーナーエアインテーク、アグレッシブなバンパー、グリルを備えていることがわかる。またルーフスポイラーの代わりに、リアスポイラーが装着されているほか、ルーフ形状、さらにCピラーまでもが異なっていることに気づく。

これまでのプロトタイプと比較しても、リアウィンドウが傾斜し、Cピラーが細く、クーペタイプのSUVとなるようだ。ちなみに、リアバンパーのエキゾーストパイプはフェイクだ。

ベースモデルのEVパワートレインは、前後に電気モーターを1基ずつ搭載し、「e-AWD」モーターが追加される。最高出力はフロントモーターが80kW(110ps)、リアモーターが150kW(204ps)、瞬間最大トルクは310Nmを発揮するとされている。GTXでは大幅なパワーの向上がなされるとともに、全輪駆動が濃厚だという。

ID.4は、2020年内の発表が予想されており、このパフォーマンスモデルは1年以上先となる見通しだ。発売されればライバルはフォード『マスタング マッハE』あたりとなるだろう。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る