首都圏のコンビニで産直青果を販売…農家とバス会社を支援するローソンの試み

ローソンでマルシェ
ローソンでマルシェ全 6 枚

コンビニエンスストアを運営するローソンは、緊急事態宣言で外出自粛が進む中、ゴールデンウィーク期間中の休業が決まった「道の駅ましこ」(栃木県益子町)で販売する予定だった青果物を、5月4~7日の4日間、横浜市内および川崎市内のローソン5店舗で販売している。

ゴールデンウィーク期間中の販売に向け作付していた青果物を販売することで、農家の支援につなげる。また利用者が減少している高速路線バスを活用することで、バス運営会社の支援にもつなげる。

今回販売している商品は、益子町産のとちおとめやロメインレタスなどの青果物、約10種類だ。益子町から都心へ運行する高速バスで、収穫した野菜を新鮮なうちに店舗に届けることができる。

今回の取り組みは、アップクオリティの運用する、都内へ向かう高速バスで産地品を運ぶ貨客混載「バスあいのり」のスキームを活用した。アップクオリティ社が産地から買付けした野菜や魚や肉などを、産地近隣を発車する高速バスの空きトランクに載せ、旅客と一緒に都心まで運搬する仕組み。全国49地域、高速バス55路線で運営中または準備中。

ローソンでは、今回に取り組みにおける消費者の反応や販売実績を検証し、「道の駅」の商品を店舗へ届ける仕組みの拡大を検討していくという。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コメリの新洗車グッズ発売!ホースリール&ノズル、性能と価格に注目
  2. そのニオイ、原因はエバポレーター! 今すぐできる簡単DIY洗浄法とは?~Weeklyメンテナンス~
  3. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  4. ステランティス日本法人、「ジープ」「プジョー」など主要ブランド一斉値下げ[新聞ウォッチ]
  5. 軽オープンスポーツカー、2代目ダイハツ『コペン』が誕生!!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  2. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る