GMの純利益は86%減、新型コロナが影響 2020年第1四半期決算

GMの米国本社
GMの米国本社全 3 枚

GM(General Motors)は5月6日、2020年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。

同社の発表によると、第1四半期の売上高は327億0900万ドル(約3兆4745億円)。前年同期の348億7800万ドルに対して、6.2%のマイナスとなった。

また、第1四半期の純利益は、2億9400万ドル(約312億円)。前年同期の21億5700万ドルに対して、86.4%減と大幅な減益となった。

大幅な減益となった要因は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による部分が大きい。1月に主力の中国市場での生産停止を延長し、3月には北米と南米の工場を閉鎖した。

GM取締役会のメアリー・バーラ会長兼CEOは、「GMの強みは人材であり、変革を続けながら、現在の課題にワンチームとして立ち向かう。長期的な実行可能性を確保し、すべての利害関係者に価値を生み出すために、迅速で戦略的な決定を下していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  3. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. 話題の特定小型原付『ウォンキー』にマットホワイト追加! 大容量バッテリーも選択可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る