米マツダ、医療従事者への支援を延長…メーカー問わず車両の消毒とオイル交換を無償で

マツダの米国ディーラー
マツダの米国ディーラー全 2 枚

マツダ(Mazda)の米国部門は5月4日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)と戦う全米の医療従事者向けに、4月中旬から開始した車両の消毒とオイル交換を無償で行うプログラムを、6月1日まで延長すると発表した。

このプログラムは、マツダのディーラーネットワークと協力して開発され、「Essential Car Care」プログラムと命名された。マツダは、この取り組みの一環として、500万ドル以上を投資する。このプログラムは、マツダ車のオーナーだけでなく、他のメーカーのほとんどのモデルでも利用できるのが特長だ。

マツダによると、このプログラムは、地元の医療従事者向けに同様のプログラムを実施したマツダのディーラーから発想を得たという。今回のプログラムの延長によって、米国で最も新型コロナウイルスの感染者が多い地域を含めて、より多くの医療従事者がこのプログラムを利用できる機会が増えるという。

Essential Car Careプログラムを行うディーラーは、医療従事者とディーラー従業員の安全を確保するために、マツダとEPA(米国環境保護局)が承認した消毒液を使用して、車両の内外装を洗浄する。マツダはまた、ディーラーに対して、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)や政府、当局の推奨事項に従うとともに、ディーラー内のすべての人の安全を確保するために、手洗いや消毒、マスク着用などを継続する。

北米マツダのジェフ・ガイトン社長は、「マツダのディーラーと従業員は、新型コロナウイルスと戦う医療従事者に深い感謝の気持ちを抱いている。全国のコミュニティで医療従事者を支援できることを誇りに思う」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  5. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る