ランボルギーニ ウラカン スパイダー、「エボ」に後輪駆動モデル…自然吸気V10は610馬力

0~100km/h加速3.5秒で最高速324km/h

後輪駆動専用チューンのトラクションコントロール

軽量設計のソフトトップは17秒以内に格納可能

8.4インチの静電容量式マルチタッチスクリーン

ランボルギーニ・ウラカン・エボ RWD スパイダー
ランボルギーニ・ウラカン・エボ RWD スパイダー全 11 枚

ランボルギーニは5月7日、『ウラカン・エボ RWD スパイダー』 (Lamborghini Huracan EVO RWD Spyder)を欧州で発表した。

【写真】ランボルギーニ・ウラカン・エボ RWD スパイダー(全11枚)

0~100km/h加速3.5秒で最高速324km/h

同車は、ランボルギーニ『ウラカン・エボ・スパイダー』の駆動方式を、4WDから2WD(後輪駆動)に変更したモデルだ。

ミッドシップには、直噴5.2リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。軽合金ストラクチャやチタン製吸気バルブなどの技術を導入し、最大出力610hp/8000rpm、最大トルク57.1kgm/6500rpmを獲得する。

ウラカン エボ RWDスパイダーは、軽量のアルミ&カーボン構造などにより、乾燥重量が1509kgに抑えられ、前後重量配分は40対60とした。トランスミッションは、7速デュアルクラッチ「LDF」で、0~100km/h加速3.5秒、最高速324km/hのパフォーマンスを実現する。最大出力が640hpとなる4WDのウラカン・エボ・スパイダーの0~100km/h加速3.1秒、最高速325km/hに対しても、遜色ないパフォーマンスを発揮する。ランボルギーニ・ウラカン・エボ RWD スパイダーランボルギーニ・ウラカン・エボ RWD スパイダー

後輪駆動専用チューンのトラクションコントロール

ランボルギーニ慣性プラットフォームの「LPI」(ランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ)が、車両の挙動を正確にリアルタイムで制御する。垂直方向の車両ダイナミクスは、磁気レオロジー・サスペンション(LMS)がコントロール。横方向の車両ダイナミクスは、オプションの「ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)」を介したステアリングシステムにより制御される。より楽しいドライビングの実現を目指して、車両ダイナミクスの開発と改善を図ったという。

新しいパフォーマンストラクションコントロールシステムの「P-TCS」 は、後輪駆動用に専用チューンされた。通常のトラクションコントロールシステムは、車両が完全に安定するのを待ってから再びトルクを供給するが、P-TCSは事前にトルクを出し、コーナー立ち上がりで優れたトラクションを追求する。

P-TCSの介入は 、ステアリングホイールの 「ANIMA」ボタンで選択したドライブモードに従って調整される。「STRADA」では、P-TCSは後輪の滑りを最小限に抑え、あらゆる状況で安定性と安全性を確保する。「SPORT」では、P-TCSがドライブの楽しさを最大化する。加速中でも後輪がスライドできるため、安全性を損なうことなく、簡単にドリフトを楽しむことができるという。「CORSA」では、P-TCSを調整して、コーナー立ち上がりのトラクションと機動性を最適化する。ランボルギーニ・ウラカン・エボ RWD スパイダーランボルギーニ・ウラカン・エボ RWD スパイダー

軽量設計のソフトトップは17秒以内に格納可能

ウラカン・エボRWDスパイダーでは、エクステリアが変更された。フロントの大型エアインテークには改善された空力システムが装備され、リアのディフューザーも専用設計された。

デザインの変更は、空力性能を高めるのが狙いだ。フロントリップスポイラーは、スロット開口部を通して吊り下げられたフラップがアンダーボディに触れる空気の流れを管理し、気流を最大限に活用する。さらに、フロントラジエーターへの流量を大幅に増加させて、エンジンの冷却効率を引き上げる垂直フィンも採用した。ハイグロスブラック仕上げのリアバンパーには専用のディフューザーが組み込まれ、ウラカン・エボ・スパイダーよりもダウンフォースが得られる設計とした。

軽量設計のソフトトップは、走行中でも50km/h以下なら、リアフードの下に17秒以内に格納できる。ソフトトップには、さまざまなカラーオプションが設定される。2つの脱着式ウインドシールドが、キャビン内の騒音を抑え、高速走行時の会話を可能にしている。ランボルギーニ・ウラカン・エボ RWD スパイダーランボルギーニ・ウラカン・エボ RWD スパイダー

8.4インチの静電容量式マルチタッチスクリーン

インテリアは、センターコンソールに一体型8.4インチのタッチスクリーンを装備した。内装オプションはレザー、アルカンターラのほか、ランボルギーニが特別に開発したカーボンファイバー素材「Carbon Skin」が選択できる。

新しいヒューマンマシンインターフェースも導入された。従来のボタンではなく、センタートンネルに8.4インチの静電容量式マルチタッチスクリーンを配置する。画面をタッチするだけで、エンターテインメント機能の操作が可能なほか、リアルタイムな交通情報の受信やドライブモードに合わせた室内ライトの設定が行える。

《森脇稔》

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