【INDYCAR】6月6日テキサス戦での開幕意志を表明…1デー無観客開催、レース距離短縮

2019年のテキサス・モーター・スピードウェイ戦(この写真は予選日)
2019年のテキサス・モーター・スピードウェイ戦(この写真は予選日)全 8 枚

7日、NTTインディカー・シリーズは今シーズンの戦いを6月6日のテキサス・モーター・スピードウェイ戦からスタートさせる意志を表明した。1デーの無観客開催となり、レース距離も当初予定より短縮される。

3月中旬、新型コロナウイルス問題の急速な深刻化によって、本来の2020年シーズン開幕戦がレースウイークに入ってから実施できない事態に陥ったインディカー。以降、インディ500の8月への延期を含め複数回のカレンダー改定が実施されており、現段階でのカレンダーは4月上旬に発表されたもの(既報参照)が生きている状況だ。そのなかで開幕戦に位置付けられている6月6日のテキサス・モーター・スピードウェイ戦を約1カ月後に控え、開催の決意表明と思えるプレスリリースが発行された。

『NTT INDYCAR SERIES season kicks off June 6 at Texas Motor Speedway』との見出しから始まるリリースの内容によれば、もちろんイベントは新型コロナウイルス問題に対し充分な各種防護策を講じたうえでの開催となる。舞台は例年この時期(6月頃)に開催があるテキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイ、1.5マイルのオーバルコースだ。昨年はシリーズチャンピオンとなるジョセフ・ニューガーデンが優勝、予選では佐藤琢磨がポールポジションを獲得している。

走行日程は単日とされ、6月6日にフリー走行~予選~決勝レースを実施。決勝レースは200周で、当初の248周から短縮された。そして、無観客での大会遂行となる(日本時間7日にGAORA SPORTSが決勝レースを生中継予定)。

なお、北米ではNASCARも無観客でのシーズン再開を5月17日に予定しており、実車のモータースポーツシーンが(無観客とはいえ)活気づく機運が高まりつつあるのは確かな情勢だ。

NTTインディカー・シリーズは4月上旬発表のカレンダーによれば今季全15レースを開催予定。シリーズ最大の山場で、佐藤琢磨が3年ぶりの優勝をめざすインディ500は8月23日決勝の予定となっている。

《遠藤俊幸》

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