メルセデスベンツGクラスに関する特別展示は9月末まで延長
メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響で休館していたドイツのメルセデスベンツ博物館を、5月9日に再開した。
博物館の休館は、新型コロナウイルスのさらなる拡散に対する予防策だった。その際、博物館は3月17日のバーデン=ヴュルテンベルク州の条例に従った。再開当初、一般公開は金曜日から日曜日に限られる。月曜日から木曜日までは、引き続き休館となる。
再開にあたって、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底する。これらには、社会的距離として最低1.5mを取ること、くしゃみや咳のエチケット、入場者数の制限が含まれる。また、入場者には、マスクの着用が義務付けられている。
メルセデスベンツ博物館は、約1万6500平方mのスペースに160台以上の車両と1500を超える展示品を展示している。常設展示では、1886年の自動車の発明から未来まで、9つのレベルでモビリティの歴史と物語を紹介している。また、『Gクラス』に関する特別展示は延長され、2020年9月末まで行われる。
ポルシェ博物館では入場者が1.5m以上の社会的距離を保つよう配慮
ポルシェ(Porsche)は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響で休館していたドイツのポルシェ博物館を、5月12日に再開する。
ポルシェ博物館は3月14日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために休館となり、8週間にわたって一般公開されていない。そのポルシェ博物館が、再びオープンする。
博物館の再開は、新型コロナウイルスの感染防止に関するドイツ政府とバーデン=ヴュルテンベルク州のガイドラインに沿ったものになる。これには、入場者が1.5 m以上の社会的距離を確保するために、建物全体の新しいレイアウトが含まれている。
また、マスクと消毒液も用意された。入場者の数も制限されている。開館時間は変更されず、火曜日から日曜日の9時から18時までだ。ただし、博物館ツアーや各種プログラムは中止されており、レストランやカフェも営業を休止している。
なお、ポルシェ博物館は休館中、今年予定されていたメンテナンスと改修作業を進めた、としている。