トヨタ プリウス に米国20周年記念車、2020台を限定発売へ

ブラックアクセントのエクステリア

グーグルの「Android Auto」に対応

最新の「トヨタセーフティセンス2.0」

トヨタ・プリウス の米国20周年記念車「2020エディション」
トヨタ・プリウス の米国20周年記念車「2020エディション」全 9 枚

トヨタ自動車の米国部門は5月11日、『プリウス』(Toyota Prius)の米国20周年記念車、「2020エディション」を、2020台限定発売すると発表した。

初代プリウスは2000年、米国市場で発売された。日本では1997年12月、初代プリウスは発売された。米国では、初代の改良新型が登場した2000年に、初めて投入されている。

ブラックアクセントのエクステリア

2020 エディションのエクステリアには、ブラック仕上げの17インチアルミホイールを装着した。ブラックのエクステリアトリムとして、ヘッドライトコンポーネント&トリム、Bピラー、ドアミラーカバーはブラックアウト化されている。ボディカラーは、スーパーソニックレッドまたは新色のウィンドチルパールから選択できる。カラーキー付きリアスポイラーも装備された。

標準のBi-LEDヘッドランプとLEDリアコンビネーションランプは、ハロゲンよりも優れた光を放つだけでなく、エネルギー消費を減らし、より長い耐用年数を可能にする。リアスポイラーの下にあるワイドなガラスパネルは、後方の視認性を高めながら、独特のプリウスデザインを実現した。自動グリルシャッターは、ラジエーターへの空気の流れが不要な時に閉じることにより、エアロダイナミクス性能を向上させる。

2020 エディションのインテリアには、「2020」のロゴ入りキーとフロアマット、ブラック仕上げのシフトレバーとAピラートリム、スモーク仕上げの空調ベントが装備されている。

「セーフティコネクト」や運転席ヒーター機能付きの「SofTex」トリムの8ウェイパワーシート、SofTexトリムのヒーター機能付きステアリングホイール、プッシュボタンスタート付きスマートキーシステム、リモート照光式エントリー、リアワイパー、Qiワイヤレス電話充電トレイも採用されている。

グーグルの「Android Auto」に対応

また、2020エディションを含めて、米国向けのプリウスの2021年モデルは、グーグルの「Android Auto」に対応した。従来からのApple の「CarPlay」に加えて、車載コネクティビティが充実している。アマゾン(Amazon )の音声認識アシストシステム、「アレクサ(Alexa)にも対応している。

標準のトヨタオーディオシステムは、7インチのタッチスクリーンディスプレイに、AM/FM ラジオ付きCDプレーヤー、6スピーカーが備わる。補助オーディオジャック、iPod接続可能なUSB 2.0ポート、2.1アンペアのUSB充電ポート、Bluetoothハンズフリー電話機能、電話帳アクセス、音楽ストリーミング。 「Siri Eyes Free」、バックアップカメラディスプレイも採用している。

ドライバー正面の4.2インチのカスタマイズ可能な画面を備えたカラーデュアルマルチインフォメーションディスプレイには、Ecoスコア、Eco セーブレコード、ドライブモニター、Ecoウォレット、Ecoダイアリー機能を備えたエネルギーモニターとハイブリッドシステムインジケーターに加えて、空調、ドライバーサポートシステム、オーディオシステムコンテンツ、ナビゲーションシステムなどが表示できる

最新の「トヨタセーフティセンス2.0」

2020エディションを含めて、米国向けのプリウスの2021年モデルには、最新の「トヨタセーフティセンス2.0」が採用された。従来の「トヨタセーフティセンス」の進化バージョンとなる「2.0」では、安全機能をより強化している。

トヨタセーフティセンス2.0には、夜間の歩行者検出機能を備えたプリコリジョンシステムをはじめ、全速度域対応のダイナミックレーダークルーズコントロール、自転車検出機能、レーン逸脱警告、自動ハイビーム、道路標識アシストが装備されている。

歩行者検出機能を備えたプリコリジョンシステムは、衝突の危険性を検知し、ドライバーが時間内に反応しない場合、自動ブレーキが作動するように設計されている。リアクロストラフィックアラートを備えたブラインドスポットモニターと、インテリジェントパーキングアシストを備えたインテリジェントクリアランスソナーも標準装備されている。

《森脇稔》

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