ベントレー、生産を再開…仕切りの設置やレイアウト変更など対策

ベントレーの英国クルー本社工場
ベントレーの英国クルー本社工場全 12 枚

ベントレー(Bentley)は5月11日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大により休止していた英国クルー本社工場において、生産を再開した。

画像:ベントレーの英国クルー本社工場

ベントレーは生産再開にあたって、安全に生産を行うために、250項目に及ぶ衛生や社会的距離に関するガイドラインを定めた。このガイドラインに従って、1700人以上の従業員がクルー本社工場に復帰した。これは、ベントレーの「カムバックストロング」プログラムの次の段階にあたるという。

従業員は2mの社会的距離を保ち、一方通行で工場内を移動する。トイレや洗面所は、一度に大人数が利用できないように、レイアウトが見直された。マスクは現在、すべての工場とオフィスエリアで必要。事務系の従業員は、可能な限りテレワークを継続する。

まずは、『ベンテイガ』と『ミュルザンヌ』の生産を再開した。『コンチネンタルGT』と『フライングスパー』の生産も、段階的に再開する。生産ラインは当初、通常の約50%の速度で稼働させる。

オフィスエリアや食堂には、ベントレーの従業員によって設計・製造されたプラスチック製の仕切りが、設けられた。すべての出入り口を見直して、工場内で従業員が社会的距離を保てるよう、厳格な対策も施された。残りの500人以上の従業員は、政府の指導に基づき、6月中旬までに復帰する予定だ。

ベントレーのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOは、「現在、多くのバックオーダーを抱えており、注文から約8か月、待ってくれている顧客もいる。この需要に応えるために、持続可能なラグジュアリーモビリティをリードするための取り組みを続けていく」 と述べている。

《森脇稔》

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