川崎重工が「空飛ぶトラック」の浮上試験に成功---Ninjaのエンジンを搭載

大型ハイブリッドドローンの試験機
大型ハイブリッドドローンの試験機全 2 枚
川崎重工業は5月18日、「空飛ぶトラック」と呼ばれる、大型ハイブリッドドローンの試験機の浮上試験に成功したと発表した。

大型ドローン試験機は全長7m、全幅が5m、全高が2mで、200kg以上の貨物を搭載して100km以上の航続がある。同社の高性能モーターサイクル『Ninja ZX-10R』のエンジン3基を使って発電した電力を使って、計8基のモータープロペラを駆動する。

モーター駆動に必要な電力はエンジンで発電するため、バッテリーのみを動力源としたドローンと異なり、大出力で長時間飛行できる。

空飛ぶトラックは近・中距離の中量物資輸送で、リーズナブルに利用できる空の物資輸送手段として実用化を目指す。

試験機は、ハイブリッドシステムの成立性を確認することを目的に、機体構想検討から設計・製作までをモーターサイクル&エンジンカンパニーが航空宇宙システムカンパニー、技術開発本部と協力して開発した。カワサキNinja ZX-10R

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る