GM、次世代EV向けバッテリーの工場を建設開始… ハマー EV などに搭載へ

GMとLG Chemの合弁会社、ウルティウム・セル社のバッテリー工場の完成予想図
GMとLG Chemの合弁会社、ウルティウム・セル社のバッテリー工場の完成予想図全 3 枚

GM(General Motors)は5月19日、GMCブランドの『ハマーEV』など、次世代EVに搭載するバッテリーの工場の建設を開始した、と発表した。

この工場は、GMとLG Chemの合弁会社、ウルティウム・セル社の工場となる。合弁工場は、米国オハイオ州ロードスタウンにおいて、建設工事に着手した。

合弁工場で生産されるバッテリーは、GMの次世代EVに搭載される予定だ。GMの次世代EVは、GMの次世代グローバルEVプラットフォームをベースに開発されており、GMCブランドのハマーEVをはじめ、キャデラック『リリック』、自動運転車のクルーズ『オリジン』などがある。

およそ10年ぶりの復活となるハマーは、GMCブランドの電動ピックアップトラックとして登場する。ハマーEVには、最大出力1000hp、最大トルク1590kgmというパワフルなモーターを搭載する。0~96km/h加速は3秒の性能を備えているという。なお、生産はGMの米国ミシガン州デトロイトのハムトラミック工場で行う。

GMは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の中でも、将来のEVや自動運転車の開発を進めてきた、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. VWの高性能小型EV『ID.3 GTX』、2代目ゴルフに着想の「FIRE+ICE」限定発売へ
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る