【鈴鹿10時間】8月の耐久レース、2020年の開催中止が決定

2019年の鈴鹿10時間耐久レース。
2019年の鈴鹿10時間耐久レース。全 5 枚

鈴鹿サーキットの運営会社モビリティランドは22日、今年8月20~23日に開催が予定されていた「2020 第49回サマーエンデュランス BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース」の中止を発表した。

鈴鹿の“夏耐久四輪版”は、かつての鈴鹿1000kmレースを発展させるかたちで、2018年からは鈴鹿10時間耐久レースとして8月に開催されている(大会回数に関しては通算した数字)。しかしながら今般の新型コロナウイルス問題の影響を受け、10時間耐久として3回目になるはずだった今年2020年の開催については中止という判断が下された。

「国内外における新型コロナウイルスに関する対策の状況などを踏まえ、慎重に検討を重ねてまいりましたが、欧州・アジアなど世界各国で活躍するチームが多数参戦していることや、IGTC(インターコンチネンタルGTチャレンジ)としても開催される本レースの特性を鑑み、開催中止を判断いたしました」(プレスリリースより)

なお、8月20日に予定されていた大会参加マシンの公道パレード等を含む関連イベント「鈴鹿モータースポーツフェスティバル(主催:鈴鹿市)」も中止されるとのこと。

2019年の鈴鹿10時間耐久レース。2019年の鈴鹿10時間耐久レース。

5月中旬には米国でNASCARが実戦を再開するなど、徐々にだが世界的に“リスタート”の流れが強まりつつある四輪モータースポーツ。だが、カテゴリーや大会の性質によってはまだまだ厳しい判断が必要なケースもある。特に国際大会の場合は、どうしても早め早めの判断になってくるようだ。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スズキ「KATANAブロック」予約販売を開始
  2. 高速道路料金も「変動制」導入、来年度から全国的に順次拡大[新聞ウォッチ]
  3. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  4. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】「屈指の名作」第2世代からの長足の進歩を求めるのは酷?…井元康一郎
  5. 日産が新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州発表…EVも設定
  6. バブル直後、520万円で発売された伝説のバイクに出会った…知る人ぞ知る「ホンダNR」とは
  7. BMWモトラッド、「自動シフトアシスタント」発表
  8. ちょっと待った! 自動車税の支払い…キャンペーンやポイントがつく支払い方法で
  9. トヨタ、“若者離れ”に窮余の一策、全職種で65歳以上も再雇用[新聞ウォッチ]
  10. アルファロメオ『ジュニア』、ハイブリッドとEVの受注を開始…イタリアで
ランキングをもっと見る