本数が激減しそうなJR夏の臨時列車…指定席の発売を見合せに 新型コロナ

7~9月の期間中に臨時列車598本を設定する計画の北陸新幹線。
7~9月の期間中に臨時列車598本を設定する計画の北陸新幹線。全 4 枚
例年、7月1日から9月30日まで設定されるJRの夏の臨時列車だが、今シーズンは新型コロナウイルスの影響を受けて、各社から指定席の発売を見合せとすることが5月22日に発表された。各社とも今後の状況を見て運行を判断する模様だ。

発表によると、JR北海道はすべての列車が、JR東日本は、新幹線2876本・在来線特急2022本・「のってたのしい列車」と呼ばれるイベント列車1722本が見合せとなる。

JR東海では、自社エリアのみの在来線列車としては、7月5日に名古屋→高山間で運行される『(ワイドビュー)ひだ61号』、JR西日本では北陸新幹線で計画されている598本が見合せとなり、山陽新幹線とJR西日本の在来線特急は設定が発表されていない。

このほか、JR四国では東京~高松間『サンライズ瀬戸』の琴平延長のみが発表されており、例年、「津嶋神社夏季大祭」が開催される8月4・5日に行なっていた予讃線津島ノ宮駅(香川県三豊市)の臨時開設は中止される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る