パイオニアとコンチネンタル、次世代統合コックピットを共同開発へ

パイオニアとコンチネンタルが協業して開発を進める新しいユーザーエクスペリエンスの統合コックピット(イメージ)
パイオニアとコンチネンタルが協業して開発を進める新しいユーザーエクスペリエンスの統合コックピット(イメージ)全 2 枚

パイオニアと独コンチネンタルは5月26日、今後車両への搭載増加が見込まれる統合コックピット開発における、戦略的パートナーシップの締結に合意したことを発表した。

【画像全2枚】

これまで、自動車のコックピットはドライバーへ情報を表示するメーターパネルと、ドライバーと助手席用のセンタースタックディスプレイで構成されていた。しかし、情報、サービス、機能の相互コネクティビティに対する高まりにより、この構造はもはや理想的ではなくなり、車両内の全ディスプレイと操作要素を統合した次世代コックピットの開発が求められている。

統合コックピットの実現のためには、ハードウェアに関係なく、単一の高性能コンピュータで多くのソースに付随するソフトウェアを提供する必要がある。今回の協業では、パイオニアのナビゲーションをはじめとするインフォテインメントソリューションをコンチネンタルの車両向け高性能プラットフォーム「コックピットHPC」に統合する。コックピットHPCは、車両内のすべてのディスプレイと操作要素を統合したユーザーインターフェースを実現。コンテンツは表示制限なく、ユーザーが個別に配置できるほか、予想される重大な場面毎に必要な情報のみを優先して表示できる。

両社は今回の協業を通じて、両社は今後、安全で直感的な操作が可能な次世代HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)を備える統合コックピットの開発を進め、アジア市場を中心に提供していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  3. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  4. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  5. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る