子育て家族向け駐車場を浜松市に開設…駐車幅はゆとりの1.5倍 大和ハウス×コンビ

D-パーキング 浜松ゆりの木通り
D-パーキング 浜松ゆりの木通り全 6 枚

大和ハウスパーキングは6月1日、静岡県浜松市に5階建て立体駐車場「D-パーキング 浜松ゆりの木通り」をオープン。5階フロアには、子育て家族向け駐車場「Dミッケ」をコンビと共同開発した。

子育て世帯では、外出の際に携行する荷物が増えがちで、ベビーカーなどを車に載せて出かける機会も多くある。しかし、街なかの駐車場では、十分なスペースが確保されていない場合もあり、チャイルドシートからベビーカーへの赤ちゃんの移動などで苦労することも多い。

今回、大和ハウスパーキングとコンビでは、20代~40代の子育て世帯100人を対象に、駐車場利用に関するアンケートならびにヒアリング調査を実施。半数以上が「駐車料金よりも駐車スペースの広さを重視」していることが分かった。そこで両社は、駐車スペースの両脇を広く取って、赤ちゃんの移動を安全・快適に行えるようにするとともに、内装デザインにもキャラクターを採用するなど、子育て家族向け駐車場「Dミッケ」を共同開発し、展開することとした。

Dミッケでは、一般的な駐車スペース幅の約1.5倍となる最大3.6mの広さを確保。これにより、チャイルドシートの乗せ降ろしやベビーカーの組み立てを安全に行うことができる。また、隣の車両との間隔も広いため、子どもが乗り降りする際に、隣の車にドアをぶつけてしまう心配も少なくなる。

また、赤ちゃんや小さな子どもの目に触れる駐車場内のデザインにも配慮。今回オープンする「D-パーキング 浜松ゆりの木通り」の5階フロアでは、コンビのオリジナルキャラクター「くまくん」「うさちゃん」がエレベーター前でお出迎え。あわせて、駐車スペース内には動物の足跡の誘導ラインを施し、駐車位置を認識しやすくした。

今後は大和ハウスパーキングが開発する駐車場「D-パーキング」にて、地域特性などを 踏まえながら「Dミッケ」の展開を順次検討し、子育て世帯が車で外出しやすい社会環境を整備していく。また、大和ハウスパーキングとコンビの共同で、チャイルドシートの正しい使い方セミナーなど、車と子どもに関する啓蒙イベントを開催する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る