JNCAP予防安全性能評価、アルファードやセレナなど4車種が満点獲得

トヨタ・アルファードが予防安全性能評価で満点を獲得
トヨタ・アルファードが予防安全性能評価で満点を獲得全 4 枚

国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)は5月27日、令和元年度(2019年度)「自動車アセスメント(JNCAP)」の結果を公表。予防安全性能評価で16車種中13車種が最高評価である「ASV+++」を獲得した。

JNCAP自動車アセスメントは、国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が自動車の安全性能を評価し、結果を公表する制度。予防安全性能評価は、予防安全装置の性能を評価するもので、「衝突被害軽減制動制御装置」、「車線逸脱抑制」、「後方視界情報」「高機能前照灯」、「ペダル踏み間違い時加速抑制」の5項目での評価スコアを基に3段階の総合評価が行われている。

今回、乗用車(12車種)、軽自動車(4車種)の計16車種について評価を実施。その結果、トヨタ『アルファード/ヴェルファイア』、日産『セレナ』/スズキ『ランディ』、レクサス『NX』、『UX』が、今年度より条件を追加した「衝突被害軽減ブレーキ」の「対歩行者:夜間街灯なし」にも対応し、総合得点で満点を獲得。これまでの最高得点を超えたため、予防安全性能評価大賞を受賞した。

また、衝突安全性能評価では、12車種中8車種が最高評価である「ファイブスター賞」を獲得した。

トヨタ・ヴェルファイアが予防安全性能評価で満点を獲得トヨタ・ヴェルファイアが予防安全性能評価で満点を獲得

衝突安全性能評価は、自動車の総合的な衝突安全性能を評価するもので、「乗員保護性能」、「歩行者保護性能」、「座席ベルトの非装着時警報」の3項目での評価スコアを基に5段階の総合評価が行われている。

今回、乗用車(9車種)、軽自動車(3車種)の計12車種について評価を実施。その結果、最高得点(88.9点/100点満点)を獲得したトヨタ『RAV4』をはじめ、ホンダ『N-WGN/N-WGNカスタム』『アコード』、『インサイト』、レクサス『UX』、『NX』、日産『デイズ/デイズ ハイウェイスター』/三菱『eKワゴン/eKクロス』、ダイハツ『ロッキー』/トヨタ『ライズ』の8車種が最高評価のファイブスターを獲得した。

日産セレナが予防安全性能評価で満点を獲得日産セレナが予防安全性能評価で満点を獲得

《纐纈敏也@DAYS》

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