アキュラ、TLX 新型を発表…3.0リットルV6ターボ搭載の「タイプS」は2021年春

新型TLXの筋肉質なデザインとプロポーション、低いルーフラインと延長されたホイールベースといった要素は「タイプS」コンセプトに基づく。「タイプS」はスタンダードタイプからやや遅れての登場だから、現時点では“プレビュー”となる。
進化したのはスタイルだけではない。2020年型TLXに搭載されるエンジンは2.0リットルターボ(272HP)。従来型2020年モデルのエントリーグレードに搭載される、2.4リットル直4からは66HPもプラス、上級グレードの3.5リットルV6と比べても18HPのマイナスにしかすぎない。
ディーラーの店頭に新型TLXが並ぶのは初秋の予定だ。メーカー希望小売価格はベース価格が3万ドル台中盤とアナウンスされた。
そして2021年春には、高性能仕様の「タイプS」が追加される。タイプSには新開発3.0リットルV6ターボエンジンが搭載されるが、出力は市場導入時に発表される見込み。タイプSには歴代タイプSで初めて、スーパーハンドリング・オールホイールドライブが設定される。
《高木啓》