ダイムラーとロールスロイス、燃料電池で提携…燃料電池発電機を共同開発へ

ダイムラーのプロトン交換膜型燃料電池
ダイムラーのプロトン交換膜型燃料電池全 2 枚

ダイムラートラック(Daimler Truck)とロールスロイスPLC(Rolls-Royce PLC、高級車のロールスロイスとは別会社)は5月26日、燃料電池の分野で提携を結ぶことで合意した、と発表した。

【画像全2枚】

両社は、データセンターなどの安全性が重要な施設向けのCO2ニュートラルな非常用発電機として、定置型の燃料電池発電機を共同開発する。現在、非常用発電機の多くが、ディーゼル燃料を使用している。これを、燃料電池発電機に置き換えることを目指す。

燃料電池発電機に搭載される燃料電池は、ダイムラートラックとボルボグループが2020年4月に設立を発表した合弁会社が供給する。両社は合弁事業を通して、大型車両やその他に適用する燃料電池システムの開発、生産と商用化を目指している。ダイムラートラックは現在の燃料電池業務をすべて、この合弁事業に集約する。

ボルボグループとダイムラーは、独立した企業体として活動するこの合弁事業に折半出資する。これ以外の分野では、引き続き競合していく。両社が協業することで双方の開発コストを削減する。大型車両以外の自動車や自動車以外での用途も、この合弁事業の範囲に含まれている。

なお、ダイムラートラックとロールスロイスPLCは、2020年の年末までに燃料電池発電機の最初のプロトタイプを稼働させる予定、としている。

《森脇稔》

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