車内の新型コロナウイルスをエアコンで殺菌…フォードモーターが制御ソフトを開発

フォードモーターの新型コロナウイルスを殺菌できるソフトの開発テスト
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フォードモーター(Ford Motor)は5月27日、警察車両の車内に付着した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を殺菌できるソフトウェアソリューションを開発した、と発表した。

このソフトウェアは、警察車両の室内の新型コロナウイルスなどのウイルスが不活性化されるまで、車両の空調を制御して、室内温度を高めるものだ。このソフトウェアを使えば、車内の温度を56度以上に、15分間上昇させることができる。フォードモーターによると、56度の室内温度は、自動車メーカーが耐熱テストを行うネバダ州デスバレーの気温よりも高いという。

ソフトウェアが作動すると、車両のパワートレインと空調システムが自動的に連動して、室内の温度を上昇させる。ソフトウェアは、キャビンが最適なレベルに達するまで室内温度を自動的にモニターし、その温度を15分間維持する。

この消毒方法の有効性を調査するために、フォードモーターはオハイオ州立大学と協力して、新型コロナウイルスが不活性化するのに必要な温度と時間を決定した。フォードモーターによると、新型コロナウイルスを56度の温度に15分間さらすと、フォードのSUVベースの警察車両内のウイルス濃度が99%以上減少することが、確認されたという。

フォードモーターは、ニューヨーク、ロサンゼルス、ミシガン州、マサチューセッツ州、オハイオ州、フロリダ州の警察車両で、ソフトウェアのテストを実施した。このソフトは、米国とカナダの警察を中心に配備されている2013~2019年モデルのフォード『ポリス・インターセプター・ユーティリティ』で、間もなく利用できる、としている。

《森脇稔》

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