カワサキ Z900RS でコスプレ、今度はローソンレプリカ…ドレミコレクション「シリーズ化したい」

ドレミコレクション Z900RSローソンレプリカ
ドレミコレクション Z900RSローソンレプリカ全 17 枚

最新カワサキ『Z900RS』をベースに、バイクファンらに特に人気の高い『GPZ900Rニンジャ』(1984年)や『Z1-R』(1978年)を再現し、今春予定していた東京モーターサイクルで発表予定だったドレミコレクション。

「Z900RS」を使ったコスプレバイクはまだあった! 今度は“ローソン”=ローソンレプリカだ。

ローソンと言っても、コンビニじゃない。1980年代の世界選手権ロードレース最高峰クラスで世界チャンピオンを4回も獲得した伝説のGPライダー、エディ・ローソンが全米スーパーバイク選手権で81-82年に連覇したとき、カワサキが記念して発売したのが「Z1000R」“ローソンレプリカ”。

ドレミコレクション Z900RSローソンレプリカドレミコレクション Z900RSローソンレプリカ
市販レーサー「Z1000S1」(レース承認のため30台のみ販売)もあるが、どちらもカワサキ・ワークスマシンが採用したライムグリーンの車体色で、青×白のストライプが入る。角目と言われる四角いヘッドライトにビキニカウルがセットされ、段付きシート、お尻がちょんっと跳ね上がったテールカウル、長方形のテールライトが特徴だ。

その伝説のマシンが、現代によみがえった。燃料タンク部は樹脂製カバーとインナータンク(容量14リットル)の2重構造とし、外装をコスプレ感覚で交換できるようにしている。

ドレミコレクション東京営業所の藤野高行さんは「もっとも要望の多いZ1/2をはじめ、Z1-R、Z1000Mk-II、GPZ900Rニンジャ、そしてこのローソンレプリカとシリーズ化していきたいです」と意気込む。

また、「Z900RS」はリヤサスペンションを1本のみとするモノショックだが、ローソンレプリカやZ1/2などではツインショックが採用されることから、タンデムステップステーにサスペンションを備え、モノショックは見えないようカバーして隠した。

4本のエキゾーストパイプが1本にまとまる集合管も当時にKERKERマフラーとそっくり。バイクもコスプレで愉しむ、これがドレミコレクションからの提案だ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 日産、スーパーハイト軽自動車『ルークス』新型を先行公開、160万円台から秋頃発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る