【F1】7月5&12日の“オーストリア連戦”でスタート…今季前半の日程を発表、10週で8レース実施へ

2019年のF1オーストリアGP。
2019年のF1オーストリアGP。全 6 枚

6月2日、コロナ禍によって今シーズン未開幕の状態にあるF1が、7月~9月初旬にかけてのレース開催計画を発表した。2020年のF1は7月5日と12日の“オーストリア連戦”でスタート、まずは10週で8レースの強行軍となる。

【画像全6枚】

今回の“正式発表”は、国内外のモータースポーツ専門サイト等でここ最近報じられてきた内容に沿うかたちのものであった。ヨーロッパ地域を舞台にした7月~9月初旬のF1開催日程は以下の通り(カッコ内は開催地、欧文のレース名はF1公式サイトにおける6月2日の発表初掲時のもの)。

Round. 1/7月3~5日 オーストリア(レッドブルリンク)
Formula 1 Rolex Grosser Preis von Osterreich

Round. 2/7月10~12日 オーストリア(レッドブルリンク)
Formula 1 Pirelli Grosser Preis der Steiermark

Round. 3/7月17~19日 ハンガリー(ハンガロリンク)
Formula 1 Aramco Magyar Nagydij

Round. 4/7月31日~8月2日 イギリス(シルバーストン)
Formula 1 Pirelli British Grand Prix

Round. 5/8月7~9日 イギリス(シルバーストン)
Emirates Formula 1 70th Anniversary Grand Prix

Round. 6/8月14~16日 スペイン(バルセロナ-カタルーニャ)
Formula 1 Aramco Gran Premio de Espana

Round. 7/8月28~30日 ベルギー(スパ・フランコルシャン)
Formula 1 Rolex Belgian Grand Prix

Round. 8/9月4~6日 イタリア(モンツァ)
Formula 1 Gran Premio Heineken d'Italia

実に10週で8レースを消化する過密日程である。3連戦して1週休み、また3連戦して1週休み、そして2連戦という格好だ。なお、オーストリアの1戦目とベルギー、イタリアは当初日程のままということになっている。

オーストリアとイギリスではそれぞれ2週連続の開催に。感染症拡大防止に関する厳重な方策が必要となる現状を考えた場合、一カ所に留まってレース数を重ねるのが効率的かつ安全という判断がベースになっての“特例的措置”だ。

注目された2レース実施時のレース名については、それぞれ最初のレースがオーストリアGPとイギリスGPで、2戦目には「シュタイアーマルクGP」「F1 70周年記念GP」との名が付けられている。シュタイアーマルクは開催地があるオーストリアの州の名前、英国シルバーストンは1950年にF1世界選手権シリーズ初年度の開幕戦が開催された地であることに、それぞれちなむものと見られる。

シーズンの早い段階のレースは、やはり(従来の計画通り)原則的に無観客での開催になるという。状況が整えば、やがては観客を入れる方向に進みたい意向だ。第9戦以降の日程についてもF1は近々に発表したい構えで、12月までに今季総計で15~18レースの開催を目指している。そろそろ日本GP(鈴鹿、当初日程10月9~11日)の動向も気になってくる折、後半戦の日程がどういうものになるかは大いに注目されるところだ。

ようやく開幕の見込みがついた2020年のF1世界選手権。当初予定よりも約3カ月半遅れ、そして昨季最終戦からは約7カ月もの長期空白を経て、待望の今季スタートとなる。

《遠藤俊幸》

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