HERE、アジア太平洋地域の事業強化…三菱商事とNTTが出資

(イメージ)
(イメージ)全 1 枚

HERE(ヒア)テクノロジーズは6月2日、日本の三菱商事とNTTが、規制当局の承認を受け、HEREの株式30%の共同取得を完了したと発表した。

三菱商事とNTTはオランダに設立した共同出資の持株会社「COCOテックホールディング」を通してHEREの株式を取得した。これでHEREの直接的、間接的な株主はアウディ、ボッシュ、BMWグループ、コンチネンタル、インテルキャピタル、三菱商事、メルセデスベンツ、NTT、パイオニアの9社となる。

株式取得完了で、三菱商事の常務執行役員コンシューマー産業グループCEOの京谷裕氏、NTTの常務取締役新ビジネス推進室長の栗山浩樹氏 の2人がHEREの監査役会に就いた。

HEREでは、新たに日本の出資者を迎えることで、アジア太平洋地域での成長を加速する方針。

一方、HEREと三菱商事は株式取得前に、ラストマイルとミドルマイルの物流、都市部の交通渋滞の緩和、位置情報ベースの広告など、複数の分野で協業を開始している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る