【三菱 eKクロススペース/eKスペース 新型まとめ】ハイトワゴンに“三菱らしさ”を追加…価格や試乗記、ライバル比較

三菱 eKスペース(左)とeKクロススペース
三菱 eKスペース(左)とeKクロススペース全 8 枚

販売が開始された三菱の新型スーパーハイト軽ワゴン『eKクロススペース』と『eKスペース』。先代の『eKスペースカスタム』は同社のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」をフロントフェイスに採用したSUVテイストの強い『eKクロススペース』に取って代わられた。

目次

  1. ギラギラ系カスタムから決別、その理由とは[デザイナーインタビュー]
  2. 三菱らしさ=SUVテイストによる力強さ[商品担当インタビュー]
  3. 【eKクロススペース 試乗】このキャラ立ち、「デリカD:1」への改名もアリ?…島崎七生人
  4. 【クロススペース/eKスペース 試乗】ハスラーやタフトとは違うSUVへのアプローチ…渡辺陽一郎
  5. 【eKスペース 試乗】広さと乗り心地は絶品!だが手応えはもっとあってもいい…中村孝仁
  6. ハスラーに続け!いま人気の「軽SUV」5車種を比較…おすすめのポイントは?
  7. N-BOX の牙城を崩せるか? 今や国民車「軽スーパーハイト」5車種を徹底比較

ギラギラ系カスタムから決別、その理由とは[デザイナーインタビュー]

三菱自動車のスーパーハイト軽ワゴン、『ekクロススペース』と『ekスペース』が6日、正式発表された。これまであった『ekカスタム』は廃止され、その代わりにSUVテイストを強めたekクロススペースが加わったのが大きなトピックだ。

そのコンセプトやねらいについて、デザイナーであるデザイン本部プロダクトデザイン部デザイン・プログラム・マネージャーの大石聖二氏(以下敬称略)に聞いた。

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三菱 ekクロススペース と eKスペース新型三菱 ekクロススペース と eKスペース新型

三菱らしさ=SUVテイストによる力強さ[商品担当インタビュー]

三菱自動車はスーパーハイト軽ワゴンの『eKクロススペース』と『eKスペース』を発表した。ハイト軽ワゴンの『eKクロス』と同様にSUVテイストを盛り込んだeKクロススペースがラインナップされたが、どのようにユーザーを差別化したのか。商品担当に話を聞いた。

安全機能は最重要課題として

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【eKクロススペース 試乗】このキャラ立ち、「デリカD:1」への改名もアリ?…島崎七生人

日産『ルークス』の“ハイウェイスター相当”のシリーズが、この『eKクロススペース』だ。ラインアップにはターボとNAが用意され、2WD/4WDの両駆動方式が用意される。

eKスペース以上のキャラ立ち、「デリカD:1」への改名もアリ?

実車に触れて「デリカD:1」という車名もアリだったのかも、と思った。思えば『パジェロミニ』の前例があったし、『デリカD:5』といえば、もともとアクティブなミニバンの元祖である。だとしたら、その系譜のシリーズ最小サイズのモデルとしてわかりやすい。

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三菱 eKクロススペース三菱 eKクロススペース

【クロススペース/eKスペース 試乗】ハスラーやタフトとは違うSUVへのアプローチ…渡辺陽一郎

背高でもSUVのコンセプトに沿っている

三菱『eKクロススペース』と『eKスペース』は、日産『ルークス』の姉妹車だ。全高が1700mmを超える軽スーパーハイトワゴンで、販売の主力となるeKクロススペースのフロントマスクは、今の三菱車に共通するダイナミックシールドのデザインになる。

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【eKスペース 試乗】広さと乗り心地は絶品!だが手応えはもっとあってもいい…中村孝仁

とにかく、やたら滅多ら広い

このところ、コロナ禍で日本政府に対する風当たりが強い。それに庶民が苦しんでいる時に、起訴された国会議員にボーナスが支給されるとか…。本来ならもう少し、庶民に気持ちを察して欲しいものだと思った。そんなことを思い出したのは、この『eKスペース』の試乗後のことである。

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ハスラーに続け!いま人気の「軽SUV」5車種を比較…おすすめのポイントは?

いま、新車乗用車市場でもっとも注目されているジャンルは、コンパクトクロスオーバーSUVだ。その影響は、軽自動車マーケットにも及んでいる。

昨今の動きも活発で、ジャンルの定番モデルであるスズキ『ハスラー』が昨年末にフルモデルチェンジして2代目に進化したのに続き、ニューフェイスとなるダイハツ『タフト』がデビュー。タフトは4000台という月間販売目標に対し、発売開始1か月で1万8000台を受注するなど好調なスタートを切っている。

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いま注目の「軽SUV」たち。左からハスラー、タフト、eKクロススペース、スペーシアギア、eKクロスいま注目の「軽SUV」たち。左からハスラー、タフト、eKクロススペース、スペーシアギア、eKクロス

N-BOX の牙城を崩せるか? 今や国民車「軽スーパーハイト」5車種を徹底比較

いま、日本でもっとも売れている乗用車はホンダ『N-BOX』だ。スーパーハイトワゴンの軽自動車である。2019年の年間販売台数は25万3500台で、これは登録車(小型・普通乗用車)のトップセラーとなった『プリウス』の12万5587台の倍以上というとんでもない数字。実はN-BOXが日本の最量販乗用車となるのは3年連続だ。

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N-BOX の牙城を崩せるか? 今や国民車「軽スーパーハイト」5車種を徹底比較 画像

今や国民車となった軽スーパーハイとワゴン5車種を比較。写真は左からスペーシアギア、ルークスハイウェイスター、eKクロススペース、N-BOXカスタム、タントカスタム今や国民車となった軽スーパーハイとワゴン5車種を比較。写真は左からスペーシアギア、ルークスハイウェイスター、eKクロススペース、N-BOXカスタム、タントカスタム

《滑川寛》

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