ルノー、フランス政府保証付きで50億ユーロの融資枠を確保…コロナ危機に備え

ルノー・ゾエ
ルノー・ゾエ全 2 枚
グループ・ルノーは6月3日、金融機関5社と、フランス政府の保証付きで最大で合計50億ユーロを(約6100億円)の融資枠を確保したと発表した。

ルノーは新車販売の低迷や、関連会社である日産自動車の業績不振の影響から経営が悪化していたところに新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大の影響を受けて経営の先行きが懸念されている。融資枠を確保して、手元資金を確保する。融資枠は、部分的に活用する可能性があるとしており、資金の流動性を確保する。

融資枠は2020年12月31日まで総額50億ユーロが上限で、融資期間は1年間だが、3年間延長するオプション付き。借入総額の90%をフランス政府が保証する。

ルノーはフランス政府に金融融資を要請していたが、フランス政府はフランス国内での雇用を確保することや、フランス国内で電気自動車(EV)の部品を生産することを求めていた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 衝突試験、1回の費用はおいくら? ホンダ栃木四輪開発センターで見学
  4. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  5. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る