コロナで視界不良のANA、不採算路線見直しなど新たな事業計画策定へ[新聞ウォッチ]

羽田空港(4月30日)
羽田空港(4月30日)全 1 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

新型コロナウイルスの影響で暗雲が立ち込めているANAホールディングスが、不採算路線や機内サービスの見直しなどを軸とする新たな事業構造計画を近く公表するという。

きょうの読売と朝日の2紙が、片野坂真哉社長のインタビューとともに取り上げているが、発表時については、読売が「今夏」、朝日が「7月末」と伝えている。

新たな構想改革は、読売が「2年ほど先までの利益確保を見据えた計画として、路線の見直しで機体や空港使用料などの削減を図るほか、機内食などのサービスを乗客のニーズを踏まえてスリム化するなどしてコスト削減を図る考え」としている。

また、朝日によると、片野坂社長は「今年度末でも国内線で7割、国際線で5割にとどまる」との見通しを示したうえで、「需要が激変するならそれに合わせたスリムな態勢をつくらないといけない」と指摘。「国際線が苦しければ国内線に機材を集める。不採算のところを狭めることは不可避だ」とし、国際線を中心に路線の見直しを進める考えを示したという。

新型コロナの感染拡大の影響で航空需要は激減、ANAの2020年1~3月期の連結決算は最終利益が587億円の赤字と、四半期として過去最悪だったという。6月も国内線で約70%、国際線で約90%の運航を当初計画比で減らすなど視界不良が続いている が、片野坂社長は「創業以来、純民間企業として自立してきたので(政府出資は)想定していない」と否定したという。

2020年6月8日付

●宣言解除2週間、コロナ感染経路不明55%、「夜の街」対策強化へ、30代以下目立つ(読売・1面)

●経済対策「不満」64%、内閣支持率40%、不支持50%、本社世論調査(読売・1面)

●ANA今夏構造改革へ、コロナ長期化想定、固定費削減(読売・4面)

●原油協調減産延長へ、OPECプラス来月末まで(毎日・1面)

●J1名古屋2人目陽性、新型コロナ(毎日・17面)

●空飛ぶ車から原発まで、国内最大級ロボ実験場(日経・9面)

<おわび> 片野坂社長のお名前を誤って記載しておりました。訂正して再出力しました。

《福田俊之》

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