ポルシェ(Porsche)は6月6日、将来発売するすべての「ヘリテージデザインエディション」モデルに、ゴールドのロゴを採用すると発表した。
ヘリテージデザインエディションは、ポルシェのデザイン部門とポルシェエクスクルーシブマニュファクチャーが連携し、1950~80年代の象徴的な『911』モデルとインテリアを再解釈し、それらの時代の特長を蘇らせることを目指した新シリーズだ。第1弾は、『911タルガ4S』をベースとし、世界限定992台を生産する。
ポルシェは、この911タルガ4Sに続いて、将来発売するすべてのヘリテージデザインエディションモデルに、ゴールドのロゴを採用する。
ポルシェが最初にゴールドのロゴを使用したのは、1950年代の半ばだ。それ以前のポルシェ車には、シルバーのロゴが装着されていた。1950年代の半ばから、高級感を高める目的で、ゴールドのロゴに切り替わった。
ポルシェの「ヘリテージデザインエディション」のゴールドのロゴしかし、1965年のポルシェ『912』と1968年のポルシェ『911T』の導入に合わせて、ゴールドのロゴは徐々に姿を消し、銀と黒のアルマイト文字に置き換えられた。
ポルシェは、ゴールドのロゴが付いたポルシェは、もうひとつの歴史的なデザインの特長を思い起こさせるもの、としている。
ポルシェの「ヘリテージデザインエディション」のゴールドのロゴ