阪神の車内に抗ウイルス・抗菌加工…対象は全車両、効果は数年間持続 6月中旬から

全車両にインフルエンザウイルスなどに対する効果が持続する抗ウイルス・抗菌加工が施される阪神電車。写真は急行用の9000系。
全車両にインフルエンザウイルスなどに対する効果が持続する抗ウイルス・抗菌加工が施される阪神電車。写真は急行用の9000系。全 2 枚
阪神電気鉄道(阪神)は6月12日、同社が保有する全車両(358両)の車内に、6月中旬から順次、抗ウイルス・抗菌加工を施すと発表した。

同社では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、定期的に車内の消毒などを行なってきたが、今回は、インフルエンザウイルスなどに対して、効果が数年間持続されることが確認されている抗ウイルス・抗菌剤を、座席や吊り革、握り棒、窓などに噴霧加工することで、さらに安心して乗車できる車内環境を整える。

阪神では、使用する抗ウイルス・抗菌剤が人体や環境に影響を与えることはないとしており、加工作業は9月末までに順次実施。加工済の車内にはそのことを示すステッカーが掲出される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る