ポルシェ カイエン 新型に「GTS」、4.0ツインターボは460馬力…欧州発表

0~100km/h加速は4.5秒で最高速は270km/h

サスペンションやブレーキを強化

GTSらしい専用仕上げの内外装

ポルシェ・カイエン GTS クーペ 新型
ポルシェ・カイエン GTS クーペ 新型全 10 枚

ポルシェは6月12日、新型『カイエン GTS』(Porsche Cayenne GTS)と『カイエン GTS クーペ』(Porsche Cayenne GTS Coupe)を欧州で発表した。

画像:新型ポルシェ・カイエン GTS と カイエン GTS クーペ

「GTS」とは、グラン・ツーリスモ・スポーツを意味し、ポルシェの主要モデルに用意される高性能グレードだ。強力なエンジン、パフォーマンス指向のシャシー、専用の内外装ザインなどを採用する。このGTSが、新型『カイエン』シリーズに設定された。

0~100km/h加速は4.5秒で最高速は270km/h

従来型の3.6リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンに代えて、4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。最大出力は460ps、最大トルクは63.2kgmを引き出す。このスペックは、従来型に対して、20ps、2kgmの強化となる。

トランスミッションは、8速ATの「ティプトロニック S」 だ。新型の「スポーツクロノパッケージ」の場合、0~100km/h加速は4.5秒で駆け抜け、最高速は270km/hに到達する。従来型に対して、0~100km/h加速は0.6秒短縮され、最高速は8km/hの上乗せとなる。

新しいV8エンジンは、効率性も重視している。これは、最適化されたアダプティブシリンダーコントロール、中央インジェクター位置での直噴ガソリンシステム、インテリジェントに設計された熱管理システムによって追求された。NEDC(新欧州サイクル)による燃費は、8.9km/リットルを実現している。

サスペンションやブレーキを強化

スポーツエグゾーストシステムを搭載する。高周波で同調するスポーツエグゾーストシステムを新開発し、個性豊かでスポーティなサウンドを追求する。中央に配置された2つの楕円形テールパイプは専用アイテムだ。オプションの軽量スポーツパッケージと組み合わせて装備できる。

車高を20mm下げたスポーツサスペンションを標準装備した。「ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント(PASM)」、「ポルシェ・トルクベクタリング・プラス(PTVプラス)」も標準装備されている。大容量ブレーキは、フロントが390mm径、リアが358 mm径で、赤いブレーキキャリパーが付く。オプションで、「ポルシェ・サーフェス・コーティング・ブレーキ(PSCB)」、「ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ(PCCB)」が装備できる。車高が10mm低い3チャンバーエアサスペンション、リアアクスルステアリング、「ポルシェ・ダイナミック・シャシー・コントロール(PDCC)」も選択できる。

GTSらしい専用仕上げの内外装

標準の「スポーツデザインパッケージ」は、ブラックアクセントが特長だ。アルミホイールは21インチの「RSスパイダー」デザインで、サテングロスの21インチブラックホイールが標準装備されている。「ポルシェ・ダイナミック・ライト・システム(PDLS)」を備えたLEDヘッドライトと、LEDテールライトバーはダーク仕上げ。フロントエアインテーク、サイドウィンドウトリム、スポーツエグゾーストシステムのテールパイプ、エンブレム類はブラック仕上げとなる。

インテリアは、アルカンターラなどの高品質素材を、ルーフライニング、シートセンターパネル、ドアとセンターコンソールのアームレストに使用した。ダークブラッシュドアルミトリムも採用する。専用の8ウェイスポーツシートは、サイドボルスター位置を高くし、ダイナミックなコーナーリング時にホールド性を高めた。GTSのロゴは、フロントドア、ドアエントリーシル、レブカウンター、ヘッドレストに添えられる。カーマインレッドやクレヨン色のカラーアクセントを付けた「GTSインテリアパッケージ」など、多くのパーソナライズオプションが用意されている。

《森脇稔》

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