こんなモデルもあった「変わり種」軽自動車 7選【懐かしのカーカタログ】

変わり種軽自動車
変わり種軽自動車全 15 枚

今や軽自動車というとスーパーハイト系が主流。しかしかつては、実用車系でもさまざまな“変わり種”が存在した。今回はそんなモデルの個性を振り返ってみたい。

【画像全15枚】

ダイハツ・ミゼットII(1996年)

ダイハツ ミゼットIIダイハツ ミゼットII
“新時代に適合したアンダー軽サイズカー”と銘打ち登場した『ミゼットII』。車名はもちろん1957年に登場し一世を風靡した同社の3輪トラック(1972年までに31万7000台を生産したという)のセルフカヴァーだったが、“II”も軽カーの規格より全長で約50cm、全幅で約10cm小さいもの。

ダイハツ ミゼットIIダイハツ ミゼットII
1名乗りを基本に2名乗りのAT車を設定。オープンデッキの「ピック」と、リヤサイドウインドを116.5度はね上げて使える「カーゴ」を設定。エンジンは3気筒の659ccで、最軽量車の車重は550kgだった。

スズキ・ツイン(2003年)

スズキ・ツインスズキ・ツイン
スズキ・ツインスズキ・ツイン
2人乗りの超小型車として登場。樹脂色のバンパーとホイールアーチで前後を括ったデザインは初代フォード『KA』のようだったが、フロントに収められたパワーユニットは、軽初のハイブリッドで、5kW/3.3kgーmを発するモーターが加速をアシストし、当時の10・15モード燃費で最大34.0km/リットルの燃費性能をもっていた。車重は最軽量、パワステなしの「ガソリンA」で560kg。

スズキ・アルト・ハッスル(1991年)

スズキ・アルトハッスルスズキ・アルトハッスル
1988年9月に登場した3代目『アルト』には、運転席側スライドドア仕様の「スライドスリム」などユニークなモデルが多かった。その中でも注目だったのが『ハッスル』。“和製ルノー・エクスプレス”といった趣のフルゴネットスタイルで、多用途、多目的に乗りこなせるのが特徴。

バックドアはダブルリンク式で狭い場所での扱いにも考慮、2座席状態でのリヤスペースは、高さ1095mm、幅1200mm、奥行き1060mmの余裕だった。

三菱・ミニカ・トッポ(1990年)

三菱ミニカ・トッポ三菱ミニカ・トッポ
三菱ミニカ・トッポ三菱ミニカ・トッポ
写真のカタログは1993年登場の2代目のもの。車名のとおり『ミニカ』をベースに仕立てた多用途車で、1:2(ワン・ツー)ドアや、スーパーハイルーフ+フルタイム4WD、キャンバストッポなどを設定。セダンとバンの用意があった。

ダイハツ・ミラターボ RV-4(1992年)

ダイハツ・ミラRV-4ダイハツ・ミラRV-4
ダイハツ・ミラRV-4ダイハツ・ミラRV-4
1990年に登場した2代目『ミラ』のマイナーチェンジのタイミングで設定された『RV-4』。確か当時VWの2代目『ゴルフ』に同様のスタイルの“カントリー”があったが、車名のとおり、グリルガード、エンジンアンダーガード、背面スペアタイヤキャリアなどでRVのいでたちに仕上げたもの。

タイヤは155/70R13インチ、最低地上高は155mm。駆動方式はビスカス式のフルタイム4WDだった。

スズキ・マイティボーイ(1983年)

スズキ・マイティボーイスズキ・マイティボーイ
スズキ・マイティボーイスズキ・マイティボーイ
1982年に登場した2代目『セルボ』をベースに、2座席のピックアップトラックに仕立てたモデル。荷台の前後長は660mm、最大積載量は200kg。写真のカタログは本体ではなくオプションカタログだが、ピックアップらしくハードトップや荷台のカバー、デッキランカンなど、楽しげなアイテムが用意されていた。

スバル・プレオ・ニコット(2000年)

スバル・プレオニコットスバル・プレオニコット
スバル・プレオニコットスバル・プレオニコット
再生紙を使用したカタログは2000年12月のもの。要は当時の『プレオ』をベースにフロント周りのデザインを変えたもの。車名のとおり“笑顔”を連想させるものだが、実は名車『スバル360』が“元ネタ”だった。4輪独立サスペンションを採用したベース車の秀逸な乗り味の記憶は今でも鮮明だ。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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