フードトラックで地域活性化や災害・緊急時の支援 メロウと豊中市が連携

オンライン締結式の様子
オンライン締結式の様子全 2 枚
フードトラックプラットフォーム「TLUNCH(トランチ)」を展開するメロウは6月11日、豊中市と地域の活性化および災害・緊急時の市民生活の確保を目的とした包括連携協定を締結したと発表した。

今回の新型コロナウィルス感染拡大は、街の飲食店が休業、廃業に追い込まれるなど、飲食業界に大きな影響を与えた。フードトラックはテイクアウトかつ屋外での営業のため、三密を生まない形として、また飲食店の新たなビジネスの手段として注目を集めている。メロウが手掛ける「TLUNCH」は、空きスペースと個性豊かなフードトラックをマッチングし、シェフのこだわり料理が気軽に楽しめるスペースを全国で約250か所、街中に創造してきた。

今回の包括連携協定締結により、豊中市は開催されるイベントへのフードトラック出店、公園や公共施設等の公共空間を活用する等、市の活性化を促進。また、被災地への炊き出し、買い物難民へのフードトラックによる食事支援など、災害・緊急時の支援体制を事前に構築することでスムーズな連携を図る。

両者は今後、被災時の避難所等へのフードトラック・調理人による炊き出しの仕組みづくりや、市内イベントへのフードトラック出店、公園等の公共空間活用の促進、フードトラックを通じた市民サービスの向上や地域の活性化について検討。フードトラックを通じて災害・緊急時の支援や公共空間の活用、地域の活性につながる動きを各自治体と協力して進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る