メルセデスベンツ Eクラスセダン に最強の「AMG 63」、改良新型は612馬力ツインターボ…欧州発表

新デザインの前後マスク

最大12.25インチのワイドディスプレイ

4.0リットルV8ツインターボは2種類のチューニング

メルセデスAMG E63 S 4MATIC+セダン 改良新型
メルセデスAMG E63 S 4MATIC+セダン 改良新型全 16 枚

メルセデスベンツは6月18日、改良新型メルセデスAMG 『E63 4MATIC+セダン』(Mercedes-AMG E63 4MATIC+ Sedan)を欧州でデジタルワールドプレミアした。

【写真】メルセデスAMG E63 S 4MATIC+セダン 改良新型(全16枚)

同車は、メルセデスベンツ『Eクラスセダン』をベースにした高性能なAMGモデルだ。欧州では、Eクラスセダンに改良新型が発表されており、これに準じた変更が施されている。

新デザインの前後マスク

外観はフロントに、新デザインのグリルを装着する。12個の垂直ルーバーが特徴だ。よりフラットなオールLEDマルチビームヘッドランプを採用した。ホイールアーチはさらに外側に広がり、パワードームを備えた丸みを帯びたボンネットが、ダイナミックな外観を生み出している。

フロントバンパーは、3つの大型の空気取り入れ口とリップスポイラーを装備したジェットウィングデザインに変更された。このフロントバンパーは、車両全体のプロポーションに影響を与え、フロントアクスルの揚力を大幅に低減させているという。メルセデスAMG E63 S 4MATIC+セダン 改良新型メルセデスAMG E63 S 4MATIC+セダン 改良新型

リアは大幅にデザインが変更されており、テールランプやバンパーが新しい。テールランプは従来型の楕円形からスリムな横型に改められ、トランクリッドに回り込んでいるのが特徴的だ。トランクリッドスポイラーは、ボディ同色。オプションの「AMGカーボンファイバーパッケージ」では、カーボンファイバー製となる。リアバンパーの下部はハイグロスブラック仕上げ。全幅いっぱいに、シルバーシャドウのトリムストリップ加工が施される。チタンマット仕上げの90mm径ツインテールパイプも新デザインだ。

最大12.25インチのワイドディスプレイ

インテリアは、AMGバッジ付きのナッパレザースポーツシートなどにより、スポーティに仕立てられた。ツインスポークの新デザインのAMGパフォーマンスステアリングホイールや、最新の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)インフォテインメントシステムも装備される。「AMGパフォーマンスシート」はオプションで選択できる。

ステアリングホイールのリムには、ドライバーがハンドルを握っているかどうかを検出するセンサーが組み込まれた。ドライバーが一定時間ハンドルを握っていない場合、警告を発する。それでもドライバーが反応しない場合、緊急ブレーキアシストが作動する。メルセデスAMG E63 S 4MATIC+セダン 改良新型メルセデスAMG E63 S 4MATIC+セダン 改良新型

インストルメントクラスターとマルチメディアディスプレイの2つのディスプレイを、1枚のガラスカバーで融合したデジタルコックピットを採用する。メインディスプレイは、10.25~12.25インチのワイドサイズとした。3種類のAMG表示スタイルとして、「モダンクラシック」、「スポーツ」、「スーパースポーツ」が選択できる。スーパースポーツモードでは、中央に丸いタコメーターをレイアウトした。AMGメニューから、ドライバーはエンジンデータ、ギアスピードインジケーター、ウォームアップ、セットアップ、Gメーター、レースタイマーなど、さまざまな表示を呼び出すことができる。

4.0リットルV8ツインターボは2種類のチューニング

パワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、2個のターボで過給したユニット。スポーツカーの『メルセデスAMG GT』譲りのこのエンジンは、最大出力571hp/5750~6500rpm、最大トルク76.5kgm/2250~5000rpmを引き出す。メルセデスAMG E63 S 4MATIC+セダン 改良新型メルセデスAMG E63 S 4MATIC+セダン 改良新型

トランスミッションは、パドルシフト付きの9速「AMGスピードシフトMCT 9G」。駆動方式は、フルタイム4WDのAMGパフォーマンス仕様の「4MATIC+」で、駆動トルクの可変配分が可能だ。0~100km/h加速は3.5秒で駆け抜け、最高速は250km/hでリミッターが作動。オプションの「AMGドライバーズパッケージ」では、リミッターが290km/hに引き上げられる。

さらなるパフォーマンスを求める顧客には、「S」グレードを用意する。直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力612hp/5750~6500rpm、最大トルク86.7kgm/2500~4500rpmに引き上げられた。

このスペックは、標準グレードの最大出力571hp、最大トルク76.5kgmに対して、41hp、10.2kgmパワフルな数値だ。この効果で、0~100km/h加速は標準グレードより0.1秒速い3.4秒で駆け抜ける。最高速は300km/hでリミッターが作動する。

このSグレードには、「ドリフトモード」を標準装備した。ESPがオフで、トランスミッションがマニュアルモードの場合に、「RACEモード」に切り替えられる。ドリフトモードが作動すると、後輪駆動となる。

《森脇稔》

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