アウディ版タイカン「e-tron GT」、発表は11月のLAモーターショーか

アウディ e-tron GT 市販型プロトタイプ (スクープ写真)
アウディ e-tron GT 市販型プロトタイプ (スクープ写真)全 13 枚

アウディ初の4ドアEVクーペとなる『e-tron GT』市販型の最新プロトタイプを、これまでで最も鮮明に撮影することに成功した。

【画像全13枚】

前回はポルシェのテスト施設から出庫する姿を捉えたが、今回のプロトタイプは、インゴルシュタットにあるアウディ本社近くで捉えた。

その姿からは、ほぼ生産の準備が整っている段階と見てよさそうだ。スポーティなルーフラインながらコンセプトモデルより高さがあり、後部には十分なヘッドスペースが確保されている様子。

アウディ e-tron GT 市販型プロトタイプ (スクープ写真)アウディ e-tron GT 市販型プロトタイプ (スクープ写真)
ヘッドライトのグラフィックはコンセプトモデルに酷似しているが、2本のバーを装着したコーナーエアインテークやデュアルセンサーを備えるセンターグリルなど市販型で再設計されていることがわかる。

姉妹モデルとなるポルシェ『タイカン』とは「J1」プラットフォームやバッテリーを共有する。またタイカン同様に左右フロントフェンダーに充電ポートを確認することができる。

EVパワートレインは、434kWhデュアルモーターを搭載。コンセプトモデルでは、最高出力582hpを発揮するとされていたが、市販型では若干パワーダウンされる可能性もありそうだ。電子制御の4WDシステムと組み合わされ、0-100km/h加速は3.5秒、12秒で200km/hに到達し、最高速度は240km/h(電子制御)のパフォーマンスを発揮する。より強力なハイパーカーモデルの登場も噂されている。

アウディ e-tron GT 市販型プロトタイプ (スクープ写真)アウディ e-tron GT 市販型プロトタイプ (スクープ写真)
90kWリチウムイオンバッテリーを搭載した場合、WLTPサイクルで248.5マイル(400km)の航続となり、800ボルトの急速充電では約20分で80%レベルまで充電が完了だ。

市販型の世界デビューは2020年内が濃厚。11月のロサンゼルスモーターショーがコロナウィルスの影響により中止にならない限り、そこがワールドプレミアの場となるはずだ。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  4. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  5. 日産版の三菱アウトランダー!? 北米発表に「まんまやんけ!!」「かっこよ!」など日本のファンからも反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る