アルファロメオ、創立110周年記念イベントをライブ配信 6月24日

アルファロメオの第一号車「24HP」(1910年)
アルファロメオの第一号車「24HP」(1910年)全 3 枚

アルファロメオ(Alfa Romeo)は6月22日、6月24日にイタリアで開催される創立110周年記念イベントの様子を、ライブ配信すると発表した。

現在のアルファロメオの前身の「A.L.F.A.」(Anonima Lombarda Fabbrica Automobili=ロンバルダ自動車製造有限会社)は1910年、第一号車の「24HP」を開発し、翌年の1911年からレース活動を開始した。

24HPは、シャシーとエンジンを自社で生産し、ボディの製作は外部のカロッツェリアが手がけた。ボディは6座オープンの「トルペード」が主流で、2シーターの「コルサ」や7シーターの「リムジン」も存在した。木製のホイールには、820×120mmのタイヤが装着された。

24HPには、排気量4084ccの直列4気筒エンジンを搭載し、最大出力42hp/2200rpmを獲得していた。1912年からは、最大出力が45hpに引き上げられ、最高速は100km/hの性能を発揮した。24HPは1910~1920年までに、680台が生産された。

アルファロメオは、6月24日に開催される創立110周年記念イベントの様子をライブ配信する。イタリア・ミラノのアレーゼのアルファロメオ博物館において、15時30分(日本時間22時30分)から、ライブ配信される予定だ。

《森脇稔》

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