【日産 キックス 新型】e-POWER搭載の新SUV、価格は275万9900円より

日産キックス X ツートーンインテリアエディション
日産キックス X ツートーンインテリアエディション全 34 枚

日産自動車は6月24日、同社10年ぶりのブランニューモデルとなる新型クロスオーバーSUV『キックス』を発表、同月30日より発売する。

パワートレインは、「e-POWER」搭載モデルのみで、最大出力は約18%アップの129ps(『ノートe-POWER』比)。中高速域の力強さを高めたことで、高速での追い越しや合流、ワインディング走行など、幅広いシーンにてパワフルでキビキビした走りを実現した。また、アクセルペダルの踏み戻しで車速を調整できるワンペダル操作により、ブレーキペダルを踏む回数は減少し、楽に運転できる。さらに、発電用エンジンの作動タイミングの制御を最適化することで、エンジンの作動頻度を減らし、高い静粛性を実現した。

エクステリアは、精悍な「ダブルVモーショングリル」や特徴的な「フローティングルーフ」で、力強さとスタイリッシュさを表現。また、躍動感のある先進的なLEDヘッドランプにすることで、存在感を放つデザインとした。ボディカラーは、モノトーン9色、ツートーン4色の全13種類を用意。プレミアムホライズンオレンジとピュアブラックのツートーンは、オレンジタンの内装と組み合わせることで、スポーティさを最大限引き出している。

インテリアは、シームレスで上質さを感じるモダンプレミアムな室内空間とした。使いやすくグルーピングされたレイアウトや、高い品質によるプレミアムな表現のユニークパーツが特徴だ。「Xグレード」のシートは、クロスと合皮の組み合わせによる実用的なアクティブさを、「X ツートーンインテリアエディション」のシートは、ツートーンカラーシートによるファッショナブルな仕上げとなっている。

運転席は、カテゴリートップクラスのフロントウィンドウ見開き角と低いウエストラインにより、開放感ある視界を実現。後席は、ニールームが600mm、ヘッドルームも85mmを確保し、大人でも充分くつろげる広い室内空間となっている。ラゲッジルームもトップクラスの423リットルとMサイズのスーツケースを4個積載できる広さを実現。後席シートは可倒式のレバー操作で簡単に倒し、シーンに応じて荷室を広げることができる。

ボディサイズは全長4290×全幅1760×全高1610mm、ホイールベースは2620mm。車体剛性を高めたプラットフォームを採用したことにより、優れた安定性と操縦性を実現した。また、カテゴリートップクラスの最小回転半径5.1mを実現し、入り組んだ路地や狭い駐車場でも、抜群の小回りが可能。人間工学に基づき、快適な座り心地で疲労軽減効果のある「ゼログラビティシート」を採用した。

先進技術では、高速道路での「長距離運転」と「渋滞」を軽減する「プロパイロット」を全車標準装備。ミリ波レーダーの採用によって、より遠くの先行車の状況を検知し、スムースな制御を行うことで、ドライバーをアシストする。また、もしもの事故の際の自動通報や、あおり運転や急病などの緊急事態にも手動で通報できる「SOSコール」も全車標準装備。前方の状況を監視し、車両や歩行者との衝突回避・衝突による被害軽減を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や「踏み間違い衝突防止アシスト」などを標準装備し、全車が「セーフティ・サポートカーS<ワイド>(サポカーS<ワイド>)」に該当する。

価格は「X」が275万9900円、「Xツートーンインテリアエディション」が286万9900円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る