北米カーオブザイヤー2021、レクサス IS 改良新型など10車種がノミネート

レクサス IS 改良新型(北米仕様)
レクサス IS 改良新型(北米仕様)全 8 枚

北米カーオブザイヤー主催団体は6月23日、「2021北米カーオブザイヤー」(2021 North American Car of the Year)のノミネート10車種を発表した。

画像:北米カーオブザイヤー2021の主なノミネート車

北米カーオブザイヤーは今年で28回目だ。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、この1年間に北米で発売、またはデビュー予定の新型車の中からベストな1台を選出する。

2021北米カーオブザイヤーのノミネート10車種は、以下の通り。

●アキュラTLX新型
●BMW 3シリーズ新型のPHV
●BMW 4シリーズ新型
●BMW 5シリーズ改良新型のPHV
●ジェネシスG80
●ヒュンダイ・エラントラ
●レクサス IS改良新型
●メルセデスベンツEクラス改良新型
●MINIクーパーSE
●日産セントラ新型

今年のノミネート車は10車種と、例年に比べると少ない。これは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響。一部自動車メーカーが、北米への新型車投入の時期を最終確定させていないためだ。北米カーオブザイヤー主催団体によると、ノミネート車は今後、増える可能性があるという。

日本メーカーでは、レクサス『IS』改良新型、日産『セントラ』新型、アキュラ『TLX』新型の3台が、ノミネートされた。レクサスIS改良新型とアキュラTLX新型は、ともにブランドを代表するプレミアムスポーツセダンだ。

また欧州勢では、BMWが新型『4シリーズ』をはじめ、新型『3シリーズ』と改良新型『5シリーズ』の両プラグインハイブリッド車(PHV)をノミネート。メルセデスベンツは改良新型『Eクラス』、MINIはEVの『クーパーSE』が選ばれている。

2021北米カーオブザイヤーは2021年1月、米国で発表される予定だ。前回は、シボレー『コルベット・スティングレイ』新型が、トヨタ『スープラ』新型を抑えて、北米カーオブザイヤーを受賞している。

《森脇稔》

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