夜行高速バス、西鉄「はかた号」に新型車---快適性と安全性向上 運行30周年記念

プレミアムシート
プレミアムシート全 4 枚

西鉄は、夜行高速バス 福岡・北九州~東京線「はかた号」の運行開始30周年を記念し、7月1日より新型車両を導入する。

【画像全4枚】

同路線は、1990年10月12日に福岡と東京間を結ぶ日本最長の走行距離(天神~新宿駅西口間 約1161.8km)を誇る夜行高速バスとして運行を開始。以来、2009年の2階建て車両導入、2014年の西鉄グループ初となる個室型シートの採用など、最新かつ快適なサービスの提供に努め、今年で30周年を迎える。はかた号は、新型コロナウイルスの影響により、4月11日から約3か月間運休を余儀なくされていたが、7月1日の運行再開に合わせて、新型車両2台を導入する。

新型車両は、より快適な移動空間と安全性向上を目指し開発した。車両前方のプレミアムシート(4席)は、座席と通路をパーティションで仕切ることで完全個室化。除菌・消臭効果に優れた専用空気清浄機も備え付け、安心してくつろげる快適なプライベート空間を実現している。高級感のある本革シートは、現在よりも大きなサイズ(背もたれ+19cm、座面+6cm)のものを採用することで、座り心地を向上。背面マッサージや電動リクライニング・レッグレストに加え、座面送風や背面ヒーター機能を装備する。また、新たにワイヤレス携帯充電器を設置したほか、テーブルのサイズを拡大。これまで以上にプライベート空間を楽しめる仕様とした。

3列独立のビジネスシート(18席)についても、新たにダブルクッション付きのシートを採用し、快適性を高めた。

安全面では、EDSS(ドライバー異常時対応システム)やタイヤの異常を検知する TPMS(タイヤプレッシャーマネジメントシステム)など最新装置を導入した。これらの装置は、通信型ドライブレコーダーと連動。運行管理者がリアルタイムで運行の状況を確認できるため、異常が発生した場合、迅速な対応が可能となった。

車両外観は、現在運行中の夜行高速バス、名古屋方面「どんたく号」や岡山方面「ペガサス号」と同タイプ・同デザイン。ベースカラーをホワイトパール、ロゴをゴールドにしたシンプルで高級感のある車体デザインとした。

片道運賃(大人)はプレミアムシートが1万7300円から2万1500円、ビジネスシートは1万2200円から1万6400円。

なお西鉄グループが運行する高速バスは、乗務員のマスク着用や車両の消毒を徹底している。車内の換気は、外気導入モードを使用することで、3分から5分で完了。安心かつ快適に乗車してもらえるよう、新型コロナウイルス感染防止に努めている。

《纐纈敏也@DAYS》

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