【ニュル24時間】STIも今年の参戦は見送り…平岡社長「21年に向け、力強く前進します」

今年2月、ニュルブルクリンク24時間レース参戦に向けてSTI陣営が実施した「シェイクダウン」の模様(場所は富士スピードウェイ)。
今年2月、ニュルブルクリンク24時間レース参戦に向けてSTI陣営が実施した「シェイクダウン」の模様(場所は富士スピードウェイ)。全 4 枚写真をすべて見る

スバルテクニカインターナショナル株式会社(STI)は29日、今年9月に“延期開催”が予定されているニュルブルクリンク24時間レースへの参戦を見送ると発表した。

STIにとってニュル24時間は、近来のモータースポーツ活動における主軸、アイコンとも位置付けられるレース。しかし新型コロナウイルス問題の影響を排除できない状況が続くなか、やはり「海外レース参戦においてチームが万全の体制を敷き、全関係者の安全を確保するには課題があるとの結論に至り」、9月24~27日をコロナ禍による“延期開催”の日程とする今年のニュル24時間への参戦を見送ることとなった。

STI 代表取締役社長 平岡泰雄氏のコメント
「今年はこのような残念な決断に至りましたが、逆にSTIが目指す未来に向けての第一歩と捉え、チームおよび関係者全員一丸となり2021年に向け、力強く前進いたします。いつもスバル/STIを熱く応援してくださるファンのみなさま、チームを支えてくださるスポンサーのみなさま、そして協力者の方々に感謝いたします。今後とも応援いただけますよう、よろしくお願いいたします」

STI NBR CHALLENGE 総監督 辰己英治氏のコメント
「この度の参戦断念の決定は、関係者のみなさまに大きな落胆を与え、また我々も残念で悔しくてなりません。しかしながら、この期間を逆にチャンスと捉え、技術の向上、人材育成、SUBARU車、STIパーツのさらなる進化のための時間、と考えていこうと思います。そして、『もっと運転が上手くなるクルマを!』、そんな力を蓄え、今後もファンのみなさまのご期待に応えていきたいと思います。引き続きのご支援、ご声援をいただければ幸いです」

ニュル24時間には近年“ニッポン勢”が多く挑戦しており、例年の開催時期である5~6月にはドイツという遠方で開催されるレースながら、日本でも季節の風物詩的な盛り上がりを見せてきていた。しかし今年はコロナ禍により、トヨタGAZOOレーシングやKONDOレーシングも9月の延期開催への参戦を見送る決定をしている。

スバル/STI陣営は今年のニュル24時間でクラス3連覇を狙う立場にあった。そのターゲットは「参戦機会におけるクラス3連覇」というかたちに切りかわり、来年へと持ち越される。

《遠藤俊幸》

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