BMW、7シリーズ と 8シリーズ を改良…7月から欧州で

インテグレイテッド・アクティブ・ステアリングは3km/h以下でも後輪操舵が可能に

BMWインディビジュアルによるカスタマイズが充実

48Vのマイルドハイブリッドをディーゼルエンジン搭載車に採用

BMW 7シリーズ 
BMW 7シリーズ 全 11 枚

BMWは、7月から生産される欧州向けの『7シリーズ』(BMW 7 Series)と『8シリーズ』(BMW 8 Series)に、改良を施すと発表した。

画像:BMW 7シリーズ と 8シリーズ

インテグレイテッド・アクティブ・ステアリングは3km/h以下でも後輪操舵が可能に

今回の改良では、「インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング」に最新バージョンが導入される。インテグレイテッド・アクティブ・ステアリングは、操車時の最小回転直径を小さく抑え、取り回しの良さと俊敏性を高め、正確なハンドリングを実現することで、車線変更時と高速コーナリング時の走行安定性を向上させるシステムだ。

インテグレイテッド・アクティブ・ステアリングのメカニズムの核となるのが、前後輪統合制御ステアリングシステム。フロントホイールの切れ角を車速に応じて可変制御するアクティブステアリングに、リアホイールのステアリング機能を組み合わせたシステムになる。約60km/h未満では、リアホイールはフロントホイールとは逆位相に切れ、最小回転半径を小さく抑え、取り回しの良さと俊敏性を高める。約60km/h以上ではリアホイールがフロントホイールと同位相に向きを変えることで走行安定性が向上し、ドライビングダイナミクスの向上に寄与するという。

インテグレイテッド・アクティブ・ステアリングの最新バージョンでは、3km/h以下でも必要に応じて後輪操舵ができるようになった。これにより、ドライバーの操舵の労力が緩和される。BMWによると、駐車スペースにゆっくりと出入りしたり、狭い隙間を通過したりする時の操作性が向上しているという。BMW 7シリーズBMW 7シリーズ

BMWインディビジュアルによるカスタマイズが充実

また、7月から生産される欧州向けの7シリーズでは、エクステリアとインテリアのカスタマイズをさらに充実させる。 7シリーズには、新しいボディカラーとして、フィトニックブルーメタリックと「BMWインディビジュアル」のフローズンブルーストーンメタリックが用意される。

将来的には、新しいバージョンのBMWインディビジュアルのフルグレインレザー内装の「メリノ」を、スモークホワイト、ナイトブルー、ブラックのカラーコンビネーションで利用できるようにする。また、BMWインディビジュアルの新デザインのレザーステアリングホイールが設定され、車内をよりラグジュアリーな雰囲気にすることもできる。BMW 8シリーズ・クーペBMW 8シリーズ・クーペ

48Vのマイルドハイブリッドをディーゼルエンジン搭載車に採用

さらに、7月から生産される欧州向けの7シリーズでは、48Vのマイルドハイブリッドシステムをディーゼルエンジン搭載車に採用する。パワフルな電圧48Vのスタータージェネレーターと、第2のバッテリーを搭載することで、ブレーキエネルギーの回生量や電力量を大幅に増加させることができるという。この電気エネルギーは、電装品に電力を供給するだけでなく、エンジンの負荷を軽減させたり、パワーを高めたりするためにも使用される。

このスタータージェネレーターは、瞬時に11psの電気ブースト効果を生み出し、追い抜きや追い越しがさらにダイナミックに行えるようになる。また、このパワフルなスタータージェネレーターは、定速走行時にエンジンを補助することで効率を高め、「オート・スタート・ストップ」時やコースティング機能を使った走行中の快適性を向上させるという。

《森脇稔》

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