トヨタ プリウス/プリウスPHV 一部改良…プラスサポートなど安全装備を強化

トヨタ プリウス 特別仕様車 S セーフティプラスII(プラチナホワイトパールマイカ)
トヨタ プリウス 特別仕様車 S セーフティプラスII(プラチナホワイトパールマイカ)全 16 枚

トヨタ自動車は、『プリウス』および『プリウスPHV』の安全装備や給電機能を強化し、7月1日より販売を開始した。

今回の一部改良では、予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」の機能を向上。プリクラッシュセーフティの検知範囲を夜間の歩行者と昼間の自転車運転者に拡大したほか、レーダークルーズコントロール使用時に、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援するレーントレーシングアシスト(LTA)を装備した。また、カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示するロードサインアシスト(RSA)や、先行車の発進をブザーとディスプレイ表示で知らせる先行車発進告知機能を追加した。

さらに、アクセルとブレーキの踏み間違いなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を全車に標準装備したほか、「プラスサポート(急アクセル時加速抑制)」をトヨタ初採用。プラスサポート用スマートキー(販売店装着オプション/1万3200円~)で解錠すると自動でシステムが起動し、進行方向に障害物がない場合でも、ペダルの踏み間違い操作を検知した際、加速を抑制する。

そして、災害時などに役立つ、外部給電機能を全車標準装備。さらに、プリウスPHVでは、太陽光で発電した電力を駆動用バッテリーに貯めて給電できるソーラー充電システムを全グレードにオプション設定した。

価格はプリウスが260万8000円から355万7000円、プリウスPHVが331万3000円から439万2000円。

また、今回の一部改良にあわせ、特別仕様車「S セーフティプラスII」をプリウスに設定し、同日より販売を開始。ブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラート、バックカメラ搭載ナビレディセットなど、安全・安心機能を充実させた。価格はFFが275万5000円、4WDが295万3000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る