[カーオーディオ・インストレーション]低音強化…サブウーファーの信号配線 その2

ユニットサブウーファーの取り付け例(製作ショップ:ガレージショウエイ<高知県>)。
ユニットサブウーファーの取り付け例(製作ショップ:ガレージショウエイ<高知県>)。全 1 枚

カー用のオーディオ機器の取り付けにおいてのセオリー等々を紹介しながら、カーオーディオの面白さを紐解こうと試みている当コーナー。現在は「低音強化」アイテムである「サブウーファー」の取り付けにまつわるあれこれを説明している。

さて今回は、信号系のケーブルを引き回す際に考慮されるポイントを紹介していこうと思う。

ところで信号系の配線では2種類のケーブルが使われる。1つが「ラインケーブル」でもう1つが「スピーカーケーブル」だ。前者は以下のような局面で使用されることとなる。使用中のメインユニットに「サブウーファー出力」が備わっている場合に、その出力端子と「パワードサブウーファー」または「ユニットサブウーファー」を鳴らすためのパワーアンプの入力端子とを繋ぐ時、だ。

で、この「ラインケーブル」の引き回しは他のケーブル類を引き回すとき以上に注意が必要となる。なぜならば、ケーブルの中を通る音楽信号はパワーアンプで増幅される前の微弱な状態なので外来ノイズの影響を受けやすいからだ。

というわけなので「ラインケーブル」のワイヤリングにおいては特に、ノイズを発生しそうなものを避けて引き回す必要性が高まる。なおノイズを発する可能性があるものといえば、「パワードサブウーファー」や「パワーアンプ」の電源ケーブルもその1つ。つまり、うっかり電源ケーブルと束ねて配線したりすると、自らの配線によってサウンドクオリティを落とすなんてことにもなりかねない。このように、電流が流れるものや電磁波を発生しそうなものを避けて通線させることがポイントとなるのだ。

対して「スピーカーケーブル」は、「ハイレベルインプット」を使って音楽信号を入力する際と、「パワーアンプ」から「ユニットサブウーファー」へと音楽信号を出力する際に用いられる。そしてその両方においてその中を通る音楽信号はパワーアンプで増幅された後の状態であるので、比較的に外来ノイズの影響は受けにくい。とはいっても注意事項はいくつかある(以下の項目は「ラインケーブル」に対しても当てはまる)。

まずは、ケーブルが余ったからといってクルクルと丸めておくのはできれば避けたい。コイル状となるので音への悪影響が出やすくなる。対策としては余らせないのが一番なのだが、もしも多少長くなってしまった場合には、蛇行させて配線されることが多い。そうすれば丸めなくてもすむ。

あとはケーブルを曲げなくてはならない場合、可能な限り緩やかに曲げられる。ケーブルに余計なストレスを掛けないことがコツとなるのだ。

今回はここまでとさせていただく。次回からは新章に突入する。お楽しみに。

カーオーディオ・インストレーション百科 Part3「低音強化」編 その11・サブウーファーの“信号配線”について ll

《太田祥三》

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