BMW M4クーペ 次期型、510馬力ツインターボが確定…プロトタイプの写真

「コンペティション」の直6ツインターボは最大出力510hp

6速MTの復活と4WDの初設定

次世代レーシングカーにも搭載されるストレート6

BMW M4クーペ 次期型のプロトタイプ
BMW M4クーペ 次期型のプロトタイプ全 21 枚

BMWの高性能車部門のBMW Mは7月1日、『M4クーペ』(BMW M4 Coupe)次期型の開発プロトタイプの写真を公開した。

【写真】BMW M4 クーペ 次期型のプロトタイプ(全21枚)

次期M4クーペは、BMWが欧州で発表した新型『4シリーズクーペ』がベースの高性能なMモデルになる。新型4シリーズクーペは、斬新な縦長のキドニーグリルを採用した。次期M4クーペにも、この縦長のキドニーグリルが受け継がれると見られる。

「コンペティション」の直6ツインターボは最大出力510hp

最大出力500hp以上を引き出すBMW Mツインパワーターボテクノロジーを採用した6気筒エンジンを搭載する。このエンジンは、「S58」型と呼ばれる直列6気筒ガソリンツインターボエンジンだ。BMWによると、市販車とレーシングカーでエンジンを共用するという。

すでに、S58型3.0リットル直6ツインターボエンジンは、新型『X3M』と新型『X4M』に搭載されている。両車の「コンペティション」仕様の場合、最大出力510hp/6250rpm、最大トルク61.2kgm/2600~5950rpmを発生する。BMW M4クーペ 次期型のプロトタイプBMW M4クーペ 次期型のプロトタイプ

BMW Mの他の高性能モデルと同様に、次期BMW M4クーペには、2つのパフォーマンスレベルが用意される。標準仕様は最大出力が480hp。コンペティションでは、最大出力が510hpに引き上げられる。最大トルクは66.3kgmを引き出す。

現行M4クーペには、直噴3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載する。最大出力は431hp/5500~7300rpm、最大トルクは56.1kgm/1850~5500rpmを引き出す。次期型では、標準仕様で49hp、コンペティション仕様で60hpという大幅なパワーアップが図られることになる。

6速MTの復活と4WDの初設定

次期M4クーペにはまず、後輪駆動モデルが用意される。遅れて、4WDの「M xDrive」が初設定される。M xDriveは通常状態ではFRを基本にしながら、路面状況や走行状態に応じて、4WDに変化する。

また、次期M4クーペのトランスミッションには、「Drivelogic」を搭載した8速「Mステップトロニック」が採用される。さらに、6速MTが復活する点は注目できる。BMWによると、純粋なパフォーマンス体験と、車両をダイレクトに操る感覚を好む顧客にとって、マニュアルトランスミッションモデルのバリエーションは、このセグメントでユニークなオファーになるという。BMW M4クーペ 次期型のプロトタイプBMW M4クーペ 次期型のプロトタイプ

次世代レーシングカーにも搭載されるストレート6

S58型3.0リットル直6ツインターボエンジンには、最新のMツインパワーターボテクノロジーと高回転コンセプトを採用する。このパワーユニットは、すべての速度域でレスポンスに優れており、レーシングカーのBMW『M4 GT3』にも搭載される。

M4 GT3は2022年シーズンから、BMW Mのカスタマースポーツにおける最上位モデルになる予定だ。現行のBMW『M6 GT3』の後継モデルとなる。現行のM6 GT3は、2016年から世界のモータースポーツシーンで活躍してきた。スパフランコルシャン24時間レース、マカオでのFIA GTワールドカップなど、多くの国際レースシリーズで成功を収めている。

BMW M4 GT3は、BMWのカスタマーレーシングサービスの新たなトップモデルに位置付けられる。2022年シーズンから、世界中のプライベーターは、次世代のBMW M4をベースにしたGT3モデルで、モータースポーツに参戦する機会を得ることができるという。

BMW Mは現在、サーキットにおいてドライビングダイナミクステストを実施しており、次期BMW M4クーペの開発プロセスは、重要な段階に入っている。新開発の直列6気筒エンジンをはじめ、従来モデルと比較してパフォーマンスが大幅に向上しており、M専用のサスペンションなどにより、高性能ミッドレンジクラスクーペのセグメントにおいて、再びベンチマークになることを目指すという。BMW M4クーペ 次期型のプロトタイプBMW M4クーペ 次期型のプロトタイプ

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  2. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  3. スズキ『カプチーノ』復活の可能性!…軽規格を維持、FRレイアウトも継承か
  4. トヨタ『ライズ』次期型はRAV4デザインか⁉…6月のスクープ記事ベスト5
  5. スズキ『ワゴンR』次期型、発売は2027年前半か…販売推移から見えるフルモデルチェンジの方向性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  5. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
ランキングをもっと見る