BMW、次世代の電動パワートレイン生産…新コンピテンスセンター開設

BMWグループが電動パワートレインの生産を行う新たなコンピテンスセンター
BMWグループが電動パワートレインの生産を行う新たなコンピテンスセンター全 5 枚

BMWグループ(BMW Group)は7月2日、電動パワートレインの生産を行う新たなコンピテンスセンターを、ドイツ・ディンゴルフィンク工場に開設した、と発表した。

写真:BMWグループが電動パワートレインの生産を行う新たなコンピテンスセンター

BMWグループは2023年までに、電動車両のラインナップを25モデルに拡大する予定で、その半数以上はフルEVになる。また、ヨーロッパで販売されているBMWグループ車の4分の1は、2021年までに電動化される見通し。電動化の割合は、2025年に3分の1、2030年に2分の1に達する予定だ。

その結果、電気モーターとバッテリーに対する需要が高くなっている。 BMWグループのディンゴルフィンク工場は、これらの電動パワートレイン用の部品を他の工場に供給するうえで、重要な役割を果たしている。

BMWグループは2013年から、ドイツ・ディンゴルフィンク工場で電動パワートレインコンポーネントを生産してきた。今回、新たなコンピテンスセンターを開設することにより、電動パワートレインコンポーネントの生産能力を拡大する。

コンピテンスセンターでは、BMWグループの第5世代の高電圧バッテリー用のバッテリーモジュールの製造などを手がける。このバッテリーを含めた次世代の電動パワートレインの「BMW E-Drive」は、今夏の終わりから生産を開始する新型EV、『iX3』に初めて搭載される予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る