小池都知事大差で再選、コロナ・五輪多難の2期目[新聞ウォッチ]

再選された小池都知事
再選された小池都知事全 3 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないなか、東京都知事選が投開票され、現職の小池百合子氏が大差で再選を果たした。感染者が4日連続で100人を超えたコロナ対策や、来年に延期された東京五輪・パラリンピックへの対応など、課題が重くのしかかる。

投票率は55.00%で、小池氏が初当選した前回2016年選(59.73%)を4.73ポイント下回ったそうだが、小池氏の得票は350万票を超え、前回で獲得した約291万票を大きく上回ったという。

ローカルの知事選とはいえ、きょうの産経と東京が1面トップで「都知事選小池氏圧勝」などと大きく報じている。読売、朝日、毎日の1面トップは熊本県南部などを襲った「集中豪雨」で死者が22人に上っていることを伝えているが、都知事選については、各紙とも社説のテーマとしても取り上げている。

小池都知事の再選で気になる見出しは「コロナ・五輪多難」(朝日)や「コロナ専念小池氏に利、『闘う』アピール公務で露出増え」(毎日)。そして、東京は「有権者に聞きました」として、予定通りの開催を期待している人や、「感染防止が出来なければ、他国に迷惑をかける」と心配する人など、開催派と中止派の意見を伝えている。ただ、そのタイトルの「五輪『予定通り』『中止で』」が皮肉っぽくて、コロナの第2波が忍び寄るなかでは的を射ているようにも思える。

熊本豪雨(7月5日、熊本県人吉市)熊本豪雨(7月5日、熊本県人吉市)2020年7月6日付

●熊本豪雨死者22人に、17人心肺停止、11人不明(読売・1面)

●小池都知事、大差で再選、350万票超、前回上回る(読売・1面)

●時代の証言者、パリダカの勇士、篠塚建次郎、車の横滑り体験、感激(読売・10面)

●免許返納地域で差(読売・18面)

●リニア工事に徳政を、山田孝男(毎日・2面)

●都内、新たに111人感染(産経・1面)

●主張、あおり運転、厳罰化を根絶への契機に(産経・2面)

F1オーストリアGP、スタート前F1オーストリアGP、スタート前●F1、フェルスタッペンが3番手、シリーズ開幕戦(東京・21面)

●格下げ最多、世界で1400社、中銀支援で債務拡大(日経・1面)

●主要30業種の天気図、自動車・低調な新車販売響く(日経・17面)

《福田俊之》

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