ホンダ、中国CATL社と電動車用バッテリー共同開発へ アライアンス契約締結

ホンダと中国・CATL、新エネルギー車用バッテリーに関する包括的戦略アライアンス契約を締結
ホンダと中国・CATL、新エネルギー車用バッテリーに関する包括的戦略アライアンス契約を締結全 1 枚

ホンダと中国・寧徳時代新能源科技(CATL)は、新エネルギー車用バッテリーに関する包括的戦略アライアンス契約を締結し、電動車普及加速に向けたパートナーシップを強化すると発表した。

CATLは、新エネルギー車用バッテリーシステムおよびエネルギー貯蓄システムを開発し、新エネルギー車の運用に向けた最適なソリューションをグローバルに提供している。一方、ホンダは電動車開発にて、グローバルでの電動化に向けた取り組みを加速している。

今回の包括的戦略アライアンス契約は、バッテリーの共同開発、安定供給、リサイクルとリユースの幅広い領域が対象。ホンダは、CATLの第三者割当増資の引き受けを行うことで、CATL株の約1%の株式を取得。これにより、ホンダはCATLのトップ戦略パートナーとなり、商品競争力およびコスト競争力のあるバッテリーを安定的に確保。CATLは今回の増資を通じてバッテリー開発強化および生産能力をさらに拡大していく。

ホンダとCATLは今後、両社技術を持ち寄った新エネルギー車用バッテリーの共同開発および、将来基礎技術の共同研究を進めていく。CATLはホンダ向けに電気自動車(BEV)を中心とした新エネルギー車向けバッテリーの安定供給を実現し、2022年目途に中国生産モデルへの供給開始を予定。将来的にはグローバルでの展開も視野に検討している。また、両社は将来を見据えたバッテリーリサイクルおよびリユースに向けたスキーム構築の領域でも今後協議を開始していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  2. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「発売はいつ?」ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』、国内導入を待ち望む声続々
  4. 「最初からこれが欲しかった」レクサスの特別な『LBX MORIZO RR』限定発売に、SNSで反響
  5. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る